おざす。Atomです。
『ミザリー(1990)』
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大衆向けロマンス小説「ミザリー・シリーズ」の作者である流行作家のポール・シェルダンは、「ミザリー・シリーズ」最終作に続く新作を書き上げた後、自動車事故で重傷を負ってしまう。
そんな彼を助けたのは、ポールのナンバーワンのファンと称する中年女性アニー・ウィルクスだった。
看病といいつつポールを返さず、拘束・監禁するアニーは、次第にその狂気の片鱗を垣間見せ始める。
そんな時、「ミザリー・シリーズ」最終作が発表されるが、内容が自分のイメージと違うと書き直しなど無理難題を付けはじめ、ポールも彼女の狂気に気づき脱出を試みる。(Wikipediaより
珍しくホラー映画です。
ホラーといっても、幽霊とかバケモノとかが出たりとか、そうゆうんじゃない。
所謂、人間の狂気とかその辺をすごくリアルに描いた作品になります。
公開されたのは僕が生まれるより大分前みたいですが、今観ても充分に満足できる作品です。
それはたぶん、昔ながらの安っぽい合成とかCGとかを使っていなかったり、もちろん役者さんの演技力や監督の才能とかもあるんだろうけど。
個人的にはホラー映画ってあんまり見ないんだけど、『ファニーゲーム』とか『ソウ』とかの、人間っぽい醜悪さというか、ドス黒い感情みたいなのを観るのは好きです。
非日常的な雰囲気に浸れるところとか。
何より、すごく怖いシーンとか痛そうなシーンを観れるけど、現実の自分自身には何の危険も危害も無いのがいいよね。
今でいう、「メンヘラ」を最大限まで陰湿に、狡猾にしたのがアニーだと思います。
最初は自分のファンの、ただの優しいおばさんかと思ったらみるみる豹変していく様は、まさに狂気。
画面から目を背けたくなるシーンも幾度となくあります。
でもそんな映像を至近距離の視点で観られるのも映画ならでは。
オススメ(?)のシーンは足首を折られるところ。
「え・・・人間の骨ってこんなに簡単に折れるんだ・・・」と、初見時小学生だった僕には衝撃でした。
今思えば、なんでアニーが人の足を折るのにあんなに手馴れているのか不思議ではありますが・・・
もしかしたら原作の小説の方ではもっと、アニーの過去とかにも触れているのかも。
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気になる方はチェックしてみてください!
いつも通り、予告編貼っておきます。