平成24年平均初婚年齢(男女)は男性30.8歳女性29.2歳と晩婚化は劇高に。

厚生労働省の資料によると
平成24年の平均初婚年齢は過去最高を更新して,男性30.8歳
女性29.2歳となったそうだ。

中でも東京は断トツの晩婚地域で,
男性32.1歳 女性30.3歳となっている。
東京の女性の平均初婚年齢はなんと30歳を超えてしまったのである。
30歳を超えている地域は東京だけであり,
まさに東京は若い女性と結婚したい男性にとっては不毛地帯となっている。

逆にいえば,30歳を過ぎた女性にとっては不利にならない地域として
また地方で苦戦する婚活女性にとって東京はある意味チャンスの大きい市場といえるだろう。

ちなみに福島の女性がもっとも早婚で28.1歳となっている。

政府の少子化対策は何の効果も出ていないといわざるをえない。
女性手帳のような政策は,バリキャリ女性に何を言われようとも強硬に推し進めるべきだったのでは?

いまだにバリキャリの洗脳と男女共同参画賛美の渦の中で,日本は破滅へと進んでいるようだ。
実際に婚活している人々ってどれくらいいるのだろう?

20~44歳の独身男女 1800万人
婚活に興味がある人  600万人
積極的に婚活をしている人 60万人

だそうである。
意外と少ない気がする。

ちなみに政府の統計によれば,
未婚者のうち男性の85%,女性の90%は結婚したいと考えている。
未婚者のうち男性の75%,女性の66%は彼氏彼女が現在いない。


大まかにイメージしてみよう。

900万人の独身女性がいる。

うち810万人は結婚したいと思っている。
(すごい数だと思う。結婚したいができない女性がこの世に810万人もいること自体が驚きだ。)

うち535万人は彼氏がいない。
(これもすごい数だ535万人もの女性が交際を望みながら彼氏がいない状況なのである。)

このうち330万人は婚活に興味がある。
(婚活に興味のある女性はかなり多いようだ。お見合いが再びスタンダードになることもあり得なくはない。)

しかし実際に婚活しているのは僅か30万人である。
(多くの女性が男性と交際したい結婚したいと考えているが,婚活に踏み出せない。そんなジレンマがあるようだ。)

こうして考えてみると諸悪の根源は,自然な出会い至上主義と恋愛結婚至上主義にあるようである。
特にテレビのトレンディドラマの弊害は極めて大きいだろう。
ゲゲゲの女房(お見合いで結婚した男女が幸せになる話)が流行った2010年には結婚相談所の登録者数が現在より多かったそうだ。
つまり女性の結婚動向は時々のテレビドラマに大きく左右されるのである。

そう考えると,マスコミが果たす役割は大きい。
最近のドラマはどうだろうか。
お見合いや婚活をポジティブにとらえられる番組があるだろうか。
恋愛至上主義でお見合いを大昔のような強制結婚のようなイメージで描かれているドラマはないのだろうか。

ふと思った。
女性達が作った卵子の老化を考える団体umiについて

この団体のホームページやブログはぜひ男女問わずに一度見ていただきたい。
ついに女性達が動き出してくれた。

そのブログの中の一文である。

「社会的にも、子供が産みそだてやすい世の中にするための活動
男女雇用均等法とかって言ってるけど・・・
女が男みたいに働く・・・
もうそんな本来の意味が変わってしまった時代は終わらせなきゃ
男、女は、明らかに身体の構造が違うんです。」

この一文は大きな価値がある。女性が書いたから重みが違う。
同性からの発言は重い。

私は再三再四にわたって,理想の男女共同参画は,
出産と幼少期育児を終えた後の40前後の女性が,正社員として働き活躍できる世の中を作ることだと主張してきた。
20代~30代前半は仕事よりも出産と育児。仕事は40~。
これが生物学的に見た正論だと思う。


NPO法人umi~卵子の老化を考える会~森瞳
でアメブロに様々な記事を掲載されている。