アラサー婚活の現実

アラサー世代で婚活をしている方々の話を耳にすることがある。
そんな中で男女ともに良く聞く話の一つが,いい出会いがないということだ。

社会に出てそれほど経っていないアラサー世代は,チャレンジ精神が旺盛な反面,自らの可能性の限界を考えて行動を制約することは敗北・情けないと思う傾向がある。
実際に社会に出て,どうにもならない大きな壁に当たっている人は,まだ,それほど多くないのかもしれない。

そういう状況から多くのアラサー世代は最高を目指す。
その人にとっての満足できるランクの異性を目指すわけである。

満足できるランクには大きな個人差がある。
客観的に見て半端なく高い人から,それなりの人まで千差万別である。
会社を見てもらえばわかるだろう。トップを目指すものばかりではないからである。

極論を言えば大望のある人ほど(ある意味では人間が大きい?)結婚できないことになる。
アイドルと結婚したいなどと考える層や理想の家族像を掲げる男女などは厳しい状況に置かれる。

皮肉なものだが,婚活で苦戦する人は,小さいころに夢を大きく持てと言われた人々かもしれないし,あるいは小さなころに胸中に壮大な野望を持っていた人々かもしれない。

アラサーの婚活は複雑な心理状況や個人環境が交錯しているのかもしれない。
先進国の人口推計(国連)から見る日本の絶望的未来

国連が発表した主要先進国の2013年(現在),2050年,2100年の各国の人口予測だそうである。(伝聞情報です。)

G20各国(欧州連合は除く)の人口推計は次のとおり
(数値は1千万単位)
世界人口 716→955→1085

(2013→2100 人口増加の先進国)
アメリカ 32→40→46
イギリス 6→7→8
フランス 6→7→8
カナダ 4→5→5
インド 125→162→155
メキシコ 12→16→14
南アフリカ 5→6→6
オーストラリア 2→3→4
インドネシア 25→32→32
サウジアラビア 3→4→4
トルコ 7→9→9
アルゼンチン 4→5→5

(2013→2100 人口減少の先進国)
ドイツ 8→7→6
日本 13→11→8
イタリア 6→6→5
ロシア 14→12→10
中国 139→138→109
ブラジル 20→23→19
韓国 5→5→4

ご覧のとおり先進国でも増加する国が11か国を占める。
先進国は高齢化では苦しむものの少子化では苦しんでいないのが実情だ。

減少する国7か国の中でも日本が最悪の数字である。
先進国内で断トツの40%もの人口減少が予測されている。
つまり一人負けである。
日本だけが断トツで負け続けていくわけである。

このことから導き出されることは,少子化対策に関して日本は明らかに誤った政策をしているのではないかということである。

他国と同じように国力を保つためには,わずか90年足らずの間に5000万人もの移民を受け入れなければならない。
毎年56万人もの移民を受け入れることになる。

というよりも現在の日本国民8000万人に対して移民5000万人以上ともなれば言葉も文化も変わるだろう。
教養や文化水準が違えば,治安も大きく変わる可能性がある。
選挙で移民側の政治家が首相になることだって十分あり得る話である。
また,各国で内乱を招いている民族紛争も起こりかねない。

政府の少子化対策を国民一人一人がきちんと考えなければならないだろう。
それからこの悲惨な予測を報道機関が取り上げていないことも不可解である。
誇りあるメディアの復権を願いたい。
アラフォー婚活の現実

アラフォー世代で婚活をしている方々の話を耳にすることがある。
そんな中で男女ともに良く聞く話の一つが,良いものが得られない現実に意欲的になれないということだ。

人間誰しも,自分がすごく欲しいものを手に入れるためには,全力で頑張るものである。
それは人間的に成熟してきているはずのアラフォー世代でも同じなのだと思う。。
一方で現状を認識できるアラフォー世代はすでに自分たちが理想とする異性を手に入れることが不可能に近いことを理解している。

そうなるとやはりテンションが下がる。
配偶者のいない現実よりは,いたほうが遥かに幸せであることは理解している。
だが,どうしても積極的にはなれないのだ。

多くのアラフォー婚活者が初めは幻想を抱き,期待を裏切られ,そして,現実を見つめて,鼓舞するのだが,どうしてもやる気を失う。

アラフォーの婚活とは人間として深みのあるものなのかもしれない。