子育て中の専業主婦に「食べさせてやってるんだ」という男性って今時いるのだろうか?

最初に今回のブログだが,子供のいない専業主婦については想定していない。
子供のいない状態での専業主婦は介護対応などの事情がない限り,
私自身は働いたほうがいいと思う。
これだけ家電製品が普及し,家事労働の労度が低下する中で,
明らかに夫婦間の労働負担に格差が出てしまうため,子供の居ない専業主婦はどうかと思う。
(ただし,子作りのために専業主婦になることは除く)

さて本題に戻る。

専業主婦の方が出産数が多いことは統計で分かっており,少子化対策としては,専業主婦を推奨すべきであることが客観的なデータとしては明らかであるが,一方で根強いのが,「食べさせてやってるんだ」と言われるのが苦痛というお話と。
「夫に万一のことがあったときに生きていけない」という意見だ。

これについて考えてみたい。
まず,「食べさせてやってるんだ」という意見についてだが,夫側が妻に不満をもっていないとこの発言はまず出ない。
また,今時の男性は女性に対して,自分の方が偉いだなどと思っている人は少ないから,
こういう種の発言をする人は少数だ。
専業主婦としての職務が不十分であるか,モラルハザードな夫でないかぎりこのようなリスクは少ない。

次に,「夫に万一のことがあったときに生きていけない」という意見についてだが,死亡のケースでは,妻については遺族年金という手厚い制度があり,
きちんと年金を納めている夫婦であれば,子供が18歳程度になるまでの期間は残された専業主婦が生活費に極端に困ることはない。
問題はリストラのケースとなる。このケースでは確かにリスクがある。

幅広い選択が与えられている世の中。
この問題も実のところ,正解はないのかもしれません。
赤ちゃんと結婚式について(その後)

色々とご意見があって参考になりました。

本部ブログ以外も含めてご意見を見る限り,ご自身のお立場で意見が異なるようでした。
お子さんやお孫さんがおられる方は出席して良い,あるいは新郎新婦に確認をとの意見が比較的多かったのですが,それ以外の方は,出席すべきでないという意見が多かったです。

また赤ちゃんが少なくなっている現代ではアイドル的存在となってしまい,新郎新婦が引き立たないから参加すべきでないというご意見も意外に多かったようです。

総合して考えますと,やはりこれからは,赤ちゃんは極力参加すべきでないという方向性になるような気がします。
航空機に赤ちゃんは乗るべきではないというお話があった際に,赤ちゃんに乗るなというのは非常識だという非難がされましたが,実際に一般にアンケートを取ったら赤ちゃんの泣き声は迷惑だと思っている方が半数近くもいたそうで,気にならないと回答した方は30%程度しかいなかったそうです。

どうやら私も認識を改める必要がありそうです。
ただケースとして,ふと気になったのですが,
近くに預けられる親類がいる方はともかくとして,そうでない場合にはやはり託児所等を利用して出席せざるをえなくなります。
乳飲み子を託児所に預けてまで,出席しなければならない世の中とは・・・。
ちいさなお子さんがいる場合,関係の程度でご招待そのものを迷惑に感じる人も増えてきそうです。

結婚式をお断わりすることは失礼にあたると思われますが。
子供をつれてくることが非常識であるならば,せめて,小さい子供がいるので出席できないという回答が失礼にあたらないような世相にはなってほしいと思いました。


最後に小さいお子さんをお持ちの母親の方からの意見で,騒ぐ子供をなだめたり,会場から出したりするのは当然のマナーだと思うけれども,赤ちゃんは泣くものだし,ご自分は祝福されるのに,知人の子供は邪魔者扱いであることを残念に思う。
乳飲み子を託児所に預けてまでそのような方の結婚式に出席したいとは思えない。というお話がありました。

幅広い選択が与えられている世の中。
この問題も実のところ,正解はないのかもしれません。