ネット婚活の世界① 32歳ネット婚活始めました。

Aさんは32歳の女性だ。恥ずかしがり屋な彼女は,婚活の必要性を感じてはいるものの。
やはり出会いの形で周りの目が気になるらしく,お見合いや結婚相談所へは行けない。
そんな中で勇気を振り絞って,婚活サイトへと登録をした。

異性経験の乏しいAさんだが,登録した途端にいきなり多数の男性からメールが届く,それもかなりのイケメンの年下男性からや年収1000万などというハイスペック男性からもだ。
それもみな,ぜひお話しましょう!ぜひ会ってくださいなどと積極的な方々ばかり
だ。

こんなに私は求められているんだ!
いままで私は何をしていたんだろう。こんなにも私はモテるのね。

こうしてやり取りが始まる。
何百通も届くオファーの中からイケメンの年下高年収男性とメールをすることになった。

彼は会ってもいないのにこちらのことを褒めちぎってくれる。
お仕事も一流企業にお勤めで,一流大学出身。
しかも写真はものすごいイケメンだ。

彼女の頭の中は既に,あちこちに自慢できる最高の男とともにいる自分像でお花畑状態だ。

しかし気になることもある。なぜかAさんが質問する内容に対して,細かな回答が無いのだ。
こうしたやり取りが数回続いた後に,突然サイトを変えてほしいと相談される。

何でも,彼が関連している企業のビジネスの都合で,知り合いのサイトに登録することになったので,そこでやり取りを続けたいというのだ。
しかもそろそろ具体的なデートの日取りなども決めたいので,そのサイトだと電話番号なども交換ができて
(婚活サイトだと形式的にアドレス交換はサイト内ではできないことが多い。(実際には行われているようだが))会話がしやすいそうなのだ。

Aさんは,そのURLに進んでみた。
守秘製の高いサイトであるため,登録料やメールを送る都度に課金が必要になるらしい。
いずれにしても登録しないと彼と連絡が取れないので,登録をして,課金してメールを送信した。

すると素晴らしい速度で,返信がくる。
また彼から積極的に多数のメールが長文で送られてくる。

このサイトでは,受信したメールにも課金がされるため,彼の素敵なメールを見るたびに,
多額の課金が必要となってしまったが,なによりうっとりするようなメールなのだ


しかし気になることもある。いつになっても携帯アドレスの交換やデートの話題にならないことだ。

Aさんを褒めちぎったり,うっとりするような結婚後の二人の生活についてのメールはやり取りされていて夢のような毎日だが,実際に写真の彼に会ったことはない・・・。

何度か勇気を振り絞って,会うことを提案してみたが,お仕事の都合がなかなかつかず,まずはメールで交際を深めましょう!とされてしまう。

こうしてAさんの貯蓄は課金によって使い果たされていくのであった・・・。
女性手帳のアンケートからみる残念な現実

話題の女性手帳だが,賛成か反対かのネットアンケートによると
57.8%の人々が反対票を投じていた。

女性手帳はあくまでも啓蒙に過ぎないと報道されている。
そして少子化がいかに国にとってマイナスかは明らかになっている。

その状況でもなお,反対派が多い現状・・・。
しかもネットアンケートでは男性もかなり反対を投じているそうだ。

個人的には非常に残念だ。
少子化、非婚化、晩婚化の問題は政治ではなく国民一人一人が望んだ結果なのかもしれないと思ってしまった。
女性手帳は素晴らしい取り組み

政府は、女性を対象に「女性手帳」(仮称)の導入を検討しているそうだ。
10代から身体のメカニズムや将来設計について啓発するねらいで、少子化対策の切り札の一つと考えているようである。

現在の政権は少子化対策についてかなり踏み込んだ政策を進めている。
「結婚」「妊娠」「出産」「育児」の4段階ごとに積極的な政策を進めているようだ。
もちろん参議院選挙に向けて,女性からあからさまに不興を買うような政策は打ち出していないもののフェミニストや女性の自由自由を主張する団体などからするとかなり批判されるような政策もおこなっている。

この女性手帳も思い切った政策だと思われる。

女性手帳に対して早速フェミニストを中心とした女性の圧力団体が批判をしているが,その批判内容は理解に苦しむものばかりだ。

この政策は単純に最新の医療における出産等の事実を啓蒙するにすぎないと聞いている。
手帳は配布されて,何歳頃に出産すべきかという目安が示されるだけで,別に強制力など無いし,単純に事実を述べるだけだと思われるからである。

バリキャリ信奉を信じて,婚期が遅れたり,出産を意図的に遅らせて,結果不妊に苦しみ30代半ば以降や40代になってすべてのキャリアを捨てて不妊治療しても実らず,後悔している女性達からすれば,なぜ教えてくれなかったのか・・・。
この思いは重大なものだろう。

この手帳を批判するフェミニストに悪意を感じる。
政府が出産を強制するような手帳を配布するならそれは大きな問題だろう。
しかし単に啓蒙だ。事実を伝えるに過ぎない。

もちろんその手帳に,仕事なんかしないで,さっさと産みなさいと書いてあれば問題だろう。
だが,どういう生き方をしようともあなたの自由ですが,体の構造はこうですから,いろいろ考えて行動しましょうね。ということであれば全く問題はないはずだ。

フェミニスト教授よ。この手帳に対してあなた方がどのような発言をするかを冷静に見守りたい。

知の尊重を重んじる学者であるあなた方が,もし自分達に不都合な事実・真実の啓蒙を批判するとすれば,あなたがたの学者としての誇りは地に落ちたのと同じだろう。