ネット婚活の世界③ 38歳ネット婚活始めました。

メタボな38歳男性がネット婚活で出会った20代中盤の美人とデートをすることに.
雑居ビルへと入っていった先には・・・。

エレベータで12階へと上がっていく二人。
どうみても雑居ビルで,しかも企業名がほとんど書かれていない。
そのなかの一室に入っていった。

中に入ると確かに見たことのあるような絵がたくさん飾られている。

室内に入ると髭面の紳士が,出迎えてくれた。
彼女と何枚かの絵を見て回る。
彼女はとても楽しそうだ。

すると髭面が,話しかけてくる。
「この絵は幸運を呼び寄せる絵画なんですよ。」
彼女「幸運?」
「ええ。お二人が運命の出会いを果たされているように,この絵を持つ男性は幸運を引き寄せるのだそうですよ」

彼女「本当ですか!凄い。」「もしかしたら,この絵を彼が持っていたら,私達も幸せになれるのかしら。」
「そのとおりです。失礼ですがお二人はすでにご結婚されているのですか?」

彼女「いえ。まだです。でも,そうなれたら素敵ですよね。」
「そうでしたか。この絵を持つ男性とご結婚されれば,きっとあなたも幸せになれますよ。」
「失礼なことを言ってしまったお詫びと今日のお二人に感謝して,格安でお譲りしましょうか?」
彼女「本当ですか?こんな素晴らしい絵を!でもこれってものすごい名画ですよね。」
「ええ。名画です。さすがにお嬢さんは御目が高い。」

彼女「私お金ないし・・・。Bさんもお金ないですよね。」
「でしたらローンでも構いませんよ。お嬢さんとBさんのお二人で購入されてはいかがですか」
「今日という素晴らしい日の記念に!」

彼女「素晴らしいわ!,Bさん!私達の素晴らしい門出に一緒に買いましょう!絵はBさんのお宅に飾って」

・・・。
こうして,Bさんは数百万の絵画の半分の値段を支払う契約を結んで,その名画?を購入することになった。。

少し変にも思ったが,その場で彼女が一部を自腹で払い,しかも彼女も契約を結んでいたので安心していた。
その日のデートはその後食事をして,終わりとなった。

その後も彼女とメールで連絡を取り合ったが,ある日突然連絡がつかなくなった。

その絵画の代金のクーリングオフが過ぎた日のことだった・・・。
ネット婚活の世界② 38歳ネット婚活始めました。

Bさんは38歳の男性だ。いわゆるメタボ体形で,容姿も年齢どおりのいわゆるおじさんだが,孤独はやはり嫌なので,婚活を始めることにした。
お見合いや結婚相談所へは行く気にはなれず,とりあえず婚活サイトへと登録をした。

登録して,何日か過ぎたが,誰からも連絡が来ない。
てっきり,金を払っているんだから,女性達からオファーが来るものと思っていたのだが,どうやらそうではないらしい。

そこで検索をかけて,20代の若くて綺麗な女性達にメールを出してみることにした。
そうして何日かがまた経過したが,ごめんなさいメールが届くのがせいぜいで,ノーレスばかり・・・。

頭にきたBさんはそれ以来サイトを見ていなかった。

そんなとき,テレビで婚活番組をやっているのをみて,またやってみるかと,サイトを開いてみると。
メールが1通届いている。

開いてみた,するとお相手は20代中盤の美人女性だ。
何でもBさんのプロフィールを見て関心をもったのだという。

「運命の出会いだ!」Bさんに電撃がはしる。
Bさんは早速その女性に返信した。

すると即座に返信がきた。なんでも近いうちにお会いしていろいろお話したいのだという。
「やはりいるところには,いるものだな」
Bさんはデートの了解メールを出した。
そして,身なりや香水の準備などを始める。
そしてまさかに備えて避妊具も購入しておいた。

さてデートの日取りが決まった。
なんでも大きなターミナル駅の近くで待ち合わせて,そこから近くの画廊に絵画を見に行くのだという。
文化的な女性だと思う。

ただ気になることもある。画廊に行った後,どこのレストランで食事をするかというメールを送ったが,それに対して曖昧な回答しかないのだ。
また,その後のデートプランについても曖昧な回答ばかりなのだ。
またサイト内でのメールだけのやり取りで,彼女の携帯番号やアドレスはまだ知らないのだ。

こうしてデートがはじまった。
待ち合わせ場所に行くと,ネットの写真どおりの美人がそこには立っていた。
Bさんが近づくと満面の笑みで,迎えてくれた。

早速画廊に行きましょうと手を引かれて歩いていく。
髪からほのかな香りが漂い,Bさんは夢の世界の住人だ。

歩いていくがどうも雑居ビルのような人通りから離れた地域にいくようだ。
画廊とはこんなところにあるものなのだろうか。

そう思う中で,とあるビルの中への二人で入っていった。

続く。
妊活授業大学で盛況(日本経済新聞より)

日本経済新聞の記事によると,昭和女子大学や大妻女子大学,慶應義塾大学や東京大学で妊活授業などが行われているそうだ。

義務教育では避妊は教えるものの
妊娠については教えていないようである。

参加した大学生達は
とにかく就職をすることを考えていたが,結婚や出産も見据えて進路選択をしたいなどと語っていたそうである。

モキエルさんがおっしゃっていたとおり,
義務教育で教えるか,せめて高校教育で教えるようになれば良いことなのかもしれない。