家事・育児分担に高い水準を求める女性に警鐘,男性の実社会は幻想ではない。

次の調査結果を見てもらいたい。
男性の希望と現実の乖離である。

20歳以上60歳未満の男性に調査したワークライフバランスに関する政府統計である


(希望)
家庭生活を優先したいと考えている男性の割合 79.3%

(現実)
家庭生活を優先できる環境にある男性の割合 20.4%

これが意味することを説明させていただくならば,
結婚前に女性と協力していきたいと思っている男性は多くを占めるが、
実際にそのような環境に置かれることになる男性はわずかに1/5しかいないということである。

婚活女性が、フェミニズムや男女共同参画を主張するのは自由だが,
現実を知らなければ婚活では大惨敗だろう。

彼を知り,己を知れば百戦危うからず。
男性の立場を無視して婚活という戦場に立つこと女性ほど愚かなことはない。
孫子の兵法である。
女性手帳配布中止に・・・。

いやはや恐れ入りました。
まさかの中止とは。
橋本さんの問題が飛び火するのを恐れたのかもしれませんが,
ジェンダー問題はやはり政治家にはタブーということなのでしょう。

真実が明かされない世の中に私は脅威を感じますね。

「大きなお世話」という発言には疑問がありますね。
日本という国家の各種制度が,世代間扶養によって成り立っている以上は,
国家が出産を促すための啓蒙をすることはある程度はしかたないと思います。
女性の社会進出は急速に進んでいる。

新卒の就職率で女性が今年度は男性を上回ったお話は既にしたが,
女性全体の雇用者数もものすごい勢いで進んでいる。

未婚率の上昇に伴い,社会に残る女性が増加したことも一因ではあるが,
M字カーブの変化からみると,既婚女性の社会進出が進んでいることが大きな要因と
言える。

次の数値は男女の雇用者数の推移だ。

1992年 男3145万人 女1974万人
2002年 男3170万人 女2161万人
2011年 男3136万人 女2335万人

どこまで伸びるのかは不明だが,いずれ同数に限りなく近づいていくのかもしれない。