車椅子のおじさんの小説537 | 車椅子のおじさんのブログ

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 博士、股の所から血がたくさん出ているけど、私って大丈夫なの?

 たぶん大丈夫だと思いますよ。

 博士はものすごい恥ずかしそうにそう言いながら、近くにあったバスタオルを希花ちゃんにかけてあげた。

 初めてで不安でこの事を聞きたいから、早くてるみおねえちゃんが帰ってきてくれないかしら?

 出撃してから1時間以上たつから、そろそろてるみさんが帰ってくるような気がなんとなくします。

 博士は、根拠が何もないのに、希花ちゃんにそう言った。

 一方、てるみはおばあちゃんを襲っていた宇宙人を1発のハイパワーキックでやっつけて、脅えきったおばあちゃんをてるみに連絡してくれた通りかかりの人と慰めていた。

てるみ おばあちゃん、大丈夫?

おばあちゃん 助けていただいて、ありがとうございました。もう大丈夫です。

通りかかりの人 私がおばあちゃんを近くの交番まで送っていって、交番にいるお巡りさんにおばあちゃんを家に送ってもらうように頼んでおきます。゜

てるみ はい、わかりました。私は、これで失礼します。

 てるみはそう言って、ルーシーに乗り込んで牛焼肉屋博士の研究所に戻っていった。

 5分ぐらいでルーシーの格納庫に着いたら、てるみは変身をといて元の姿で卵型の装置がある部屋に急いだ。

 そしてその部屋の出入り口の前で待っていた牛焼肉屋博士にあいさつして、自分がいない時の希花ちゃんの様子を聞いた。

 博士、ただいま帰りました。

 てるみさん、待っていました。

 希花ちゃんは、すてきな女性になりましたか?

 とてもすばらしい女性になりましたけど・・・・・。

 博士はそう言った後に、出撃でいなかった時の希花ちゃんの様子を言った。

 そうでしたか。

 何か言ってあげばよかったけど、男である私がどうこうと言える事ではないから、何も言えなかったです。希花ちゃんの所に行って、何か言ってあげてください。

 博士、わかりました。

 てるみはそう言って、希花ちゃんの所に行った。