牛焼肉屋博士の言葉
てるみと希花ちゃんは10時過ぎに家を出て、美花の墓がある岡崎市民やすらぎ霊園に向かった。
10時40分過ぎに、美花の墓の前に着いた。墓の掃除や墓の周りの草取りをしてから、お参りをした。
11時半過ぎにそこを出発して、霊園の近くの大衆食堂ネコカイで
2人とも鮭ラーメンを食べた。
12時半過ぎにそこを出て、牛焼肉屋博士の研究所に向かった。
1錠半前にその研究所に着いた。
その研究所の駐車場に車を入れたてるみは、希花ちゃんと研究所の玄関に向かった。
玄関に着いたら、てるみが玄関チャイムのボタンを押した。
そうしたら、すぐに博士が出てくれた。
どちらさまですか?
てるみです。
てるみさんですね。それじゃ、玄関を開けますから、どうぞ入ってきてください。
博士はそう言って、玄関のロックを解除した。
てるみが玄関のドアを開けて、博士が希花ちゃんを見て、こう聞いた。
博士 てるみさん、こんにちは。このかわいい女の子はだれですか?
てるみ この子は、前に話した後輩で友達だった美花さんの娘の希花ちゃんですよ。
てるみはそう言った後に、希花ちゃんの熱い決意の事を博士に話した。
博士 わかりました。希花ちゃんにいろいろと検査をして、希花ちゃんは変身できるかどうかを私が判断しましょう。
それを聞いていたてるみは、心の中でブツブツとこう言っていた。
その時のてるみの心の言葉
どうか博士。
希花ちゃんを宇宙人と戦わせたくないから、「希花ちゃんは、変身は無理だ」と言ってください。
てるみは、祈るように言っていた。
博士は、希花ちゃんにいろいろな検査を夕方までしていた。
検査の結果を見る博士 体質はいいけど、このままではちょっと無理です。
それを聞いたてるみは、心の中でブツブツとこう言った。