車椅子のおじさんの作文3 | 車椅子のおじさんのブログ

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してみたいおしゃれ

俺は、派手好みで、派手な色の物や光沢がある物が好きです。だけど、母が(おまえは、年だから、地味な物を着た方がいいよ)と言われるけど、おじんになっても、派手な物を着たいです。
昔、コーラスグループのサーカスがアメリカンフィーリングを歌っている時に、青いTシャツや青いTシャツを着て、胸当てとズボンづり付きの銀色のズボンをはいた姿を見て、(若々しくていいなあ。ああいう姿をしてみたいなあ)と思いました。
 テレビで、アメリカンフットボールをたまに見る時に、(一度、プロテクターを付けて、あんな姿をしてみたいなあ)と思いました。
 今、皮のズボンにあこがれています。15年ぐらい前に、ひまわり号に乗った時に名古屋駅の中を歩いていたら偶然、となりに黒い皮のズボンをはいた車椅子の女の人が歩いていて、(なんてきれいな人だろう。ズボンが、ものすごくかっこいいなあ。皮のズボンをはいてみたいなあ)とあこがれ始めたのです。同じ通所施設の仲間のおじさんが皮のズボンをもっていて、貸してくれました。職員にお願いして、はかせてもらって、メチャクチャうれしかったです。だけど、はいている時間が短かったから、(もっとはいていたかったなあ)という気持ちになりました。地域振興券をもらえる時に、母が、(ほしい物があったら、買ってあげるよ)と言ってくれたから、俺は、(皮のズボンかほしい)と言いました。母が、(皮のズボンは、はかせにくいからお母さんには無理だなあ)と言ったから、あきらめました。いつか、赤いセーターと黒い皮のベストを着て、黒い皮のズボンをはいてみたいです。
 通所施設の仲間の別のおじさんが前に持っていた緑と黄緑と灰色と黒と紺色の大きいチェックのズボンが、若々しいデザインだから、(はいてみたいなあ)とそのおじさんがそのズボンをはいてきた時に思いました。ある日、そのおじさんに(チェックのズボンを貸してくれるかなあ)と言ったら、そのおじさんは(いいよ)と言ってくれました。3日後に、チェックのズボンを貸してくれて、職員にはかせてもらったです。はいてみて。(ファスナーもボタンも緑だから、すごくおしゃれなズボンだなあ)と思いました。