おはようございます☀
健康管理士KAZUです!😀
今回は、ライフステージにかかわる主な法律について説明します。
●母子保健法
母子保健対策とは、生涯にわたる健康づくりの基盤をなすものであり、 乳幼児死亡率の削減が最も重要な課題だった時代から、疾病構造や社会環境の変化とともに変遷していきました。
現代では、思春期の健康問題、育児不安や児童虐待など、育児を取り巻く心理社会的な問題へと対策も求められるようになりました。
出生率の低下や高齢化が進み、子供を健全に産み育てていくことがますます重要な課題となっています。


母子保健施策の主体は市町村であり、母子保健手帳の交付、妊産婦、新生児、乳幼児の健康診査や訪問指導を行います。
また、先天性代謝異常検査、不妊専門相談といった専門的なサービスは都道府県の保健所がおこない、 その役割を分担しています。
●学校保健安全法
心も身体も成長が著しい時期のほとんどを[学校]という場所で過ごす 中で、いかに良い環境で過ごすかが大切だといえます。



この時期の人間関係や食事、身体づくりがその後の社会生活で関与してくるといっても過言ではありません。
学校保健安全法は、学校における児童、生徒、教職員などの健康の保持増進を図るため、環境衛生、健康診断、健康相談、保険指導、感染症予防などについて定められた法律です。
また、学校では学校給食法に基づき、児童、生徒の心身の健全な発達に資し、かつ、国民の食生活の改善に寄与することを目的として、 学校教育活動の一環として[学校給食]が実施されています。
生活習慣の予防、作法の教育などの[学校給食指導]と食事内容の質の向上、食中毒予防などの[学校給食管理]があります。
●労働安全衛生法
労働安全衛生法は、企業における労働者の安全と健康を守ることを主な目的とした法律です。
労働安全衛生法では、[職場の健康管理者とその職務][法定健康診断]などについて規定しています。
職場の健康管理者は、総括安全衛生管理者、安全管理者、衛生管理者、安全衛生推進者、産業医であり、それらに関する設置基準とその職務について定めています。
労働衛生管理の基本は、[健康管理(健康診断など)][作業環境管理(作業環境の改善)][作業管理(作業内容や方法の改善)]の3つであり、これらの3管理が相互的に推進されることが大切です。
●高齢者医療確保法
2007年までは老人保健法として制定されており、高齢者の医療費や介護費の負担を賄っていました。
しかし、老年人口の急激な増加に伴い、75歳以上の後期高齢者について独立した後期高齢者医療制度を創設し、それに合わせて2008年度より高齢者医療確保法に変更となりました。
高齢者医療確保法は、75歳以上の高齢者と65歳以上の障害者が対象となり、後期高齢者に対する適切な医療の給付を実施するため、高齢者の医療費負担を国民が公平に受け持つことを定めた法律です。
[介護]を切り離し、[医療事業][保険事業]を中心に法律で定めています。
保険事業では、要介護者にならないように健康診査や健康教育を推進しています。
今回は以上です。
みなさん、今日も良い1日を!😀


