おはようございます!☀

健康管理士KAZUです!😀


今回は、ライフステージからみた健康づくりについて説明します。


ライフステージとは、各段階、各年代のことをいいます。


人間はそのライフステージ、年齢に伴って変化する生活段階、年代別の生活状況によって取り組むべき健康問題があり、それに主体的に対応·対処し、適応していくことが健康なライフスタイル(生活習慣)、健康づくりへとつながります。


ライフステージは、妊娠期·周産期、乳児期、幼児期、学童期、思春期、青年期、壮年期、高齢期などの人生の節目によって変わる生活(ライフサイクル)に着目した区分です。


1]ライフステージごとの特徴


(1)妊娠·周産期


出産までの間、人間は母親の胎内で育ちます。


この時期は母親を通して様々な影響を受けるため、健康管理、環境整備が特に重要です。



※母親の健康の保持増資を図る。

※妊娠中の飲酒や喫煙による胎児への影響を避ける。

※妊婦をたばこの有害な煙から守る。

※ 妊娠·分娩·育児についての正しい理解を深め、必要な知識と心構えを持つ。

※母親が健康な妊娠生活を送ることができるように父親も努力し、出生前から助け合う。

※娩出された新生児が環境に適応するように最大限の注意と努力をする。

(2)乳児期(0歳)

この時期は親の保護のもとで体の基本的な機能がつくられます。

家族が健康生活の基礎をつくる大事な時期です。

※適切な栄養を与え、食材の味を生かして味覚の基礎をつくります。

※感染症に対する免疫力も不十分なので、効果的な感染症予防対策を行う。

※不慮の事故から守る。

※十分な睡眠をとる。

※受動喫煙から子供を守る。

(3)幼児期(1~5歳)

この時期は生理的機能が次第に発達し、人格や生活習慣の基礎を確立する大切な時期です。

そのため、親や家族など身近な人の影響が大きいです。

※規則正しい食習慣を築く。

※発達に応じた運動を取り入れる。

※社会生活に適応できるように基本的生活習慣を身につける。

※歯磨きの習慣をつけ、十分な睡眠をとる。

※不慮の事故や感染症には注意する。

(4)学童期(6~11歳)

この時期は体の発育が盛んな時期であり、精神的にも大きく成長します。

また、学校の生活が大部分を占めるので、家庭と学校、地域の連携によってよりよい生活習慣を築いていかなければなりません。

※好き嫌いをなくし、バランスのとれた食生活を身につける。

※積極的に体を動かし、体力づくりの基礎を身につける(外で遊ぶことも大切)。

※十分な睡眠を取る(早寝早起きは生活習慣の基本)。

※虫歯を予防する。

※偏食、不規則な食事、運動不足による少児の肥満に注意する。

(5)思春期(12~17歳)

この時期は身体的には生殖機能が発達し、子供から大人へ移行する大事な時期です。

精神的にも自我を確立し親から自立していき、行動範囲も広がって活動が活発になっていきます。

また、自分自身で健康を管理していかなければなりません。

そのための教育も重要となります。


※欠食、外食、偏食などによる食生活の乱れに注意。

また、無理なダイエットにも注意。

※ 運動の習慣をつける。

運動による気分転換も大切です。

※たばこ、アルコール、薬物に関する正しい知識を身につける。

※性的成熟に合わせ、性に関する体と心について正しい知識を身につける(避妊、性感染症予防も含む)。

※悩むことが多い時期ですが、その中で自分を見つめ、自我を確立していきます(ストレスは溜め込みすぎないように)。

※いじめ、不登校が多く見られるので、家庭、学校、地域が協力して支えていくことが重要です。

(6)青年期(18~39歳)

この時期は社会に参加した生活が始まり、身体機能も完成している時期です。

それだけに十分意識をして自己管理を行う必要があります。

そして、将来の生活習慣病予防を意識していかなければなりません。

※生活習慣病予防を意識し、規則正しいバランスの取れた食生活を心掛ける(朝食も抜かない。また、自分の適正体重を知ることも重要。痩せすぎ、太りすぎに注意)。

※運動の時間をつくることが難しくなりますが、日常生活の中で体を動かす工夫をし、定期的に運動をするよう心掛ける。

※社会に出てストレスも増加するので、十分に休養するなど自分なりのストレス対処法を見つけ、うまくストレスと付き合っていく。

※虫歯予防のため、定期的に検診を受ける。

※たばこ、アルコールの健康への影響を知り、禁煙やアルコールは適量を心掛ける(妊娠は禁酒、禁煙をする。)。

※女性は、妊娠·出産、月経の乱れ、 貧血、子宮筋腫などの女性特有の健康課題が出てきます。

正しい知識を身に付けるための健康教育や早期発見のための健康診断などは若いうちから受けるようにしましょう。

(7)壮年期(40~64歳)

この時期は労働や子育てなど社会的責任が大きい時期です。

健康管理は自分自身だけの問題ではないため非常に重要となります。

さらに、身体的加齢にはが自覚されはじめるので健康維持の意識を持たなければなりません。


※肥満や高血圧、糖尿病などの生活習慣病が増えるので、予防のために食生活にはより注意しましょう(脂質や食塩の取り方にも注意)。

※無理な運動はせずに、個々の体格や健康状態にあった運動を心掛けましょう(長続きする運動をし、体力を維持する)。

※定期的に健康診断を受け、疾病の早期発見、早期治療を図りましょう。

※歯周病をチェックし、積極的な予防を行いましょう。

※加齢を認識し、後半の人生の準備について考えましょう。

※出来れば、がん検診も受けるといいでしょう。

※禁煙、アルコールは適量を心掛けましょう。

※女性は閉経を迎えることにより女性ホルモンの分泌が急激に低下します。

そのため、骨粗鬆症や更年期障害が起こりやすくなるので注意が必要です。

また、乳がん、子宮がん検診も定期的に受けるのもいいでしょう。

(8)高齢期(65~)

この時期には多くの人が子育てを終え、定年を迎えます。

身体機能も衰えてきますが、年齢や健康状態に応じて生きがいを持ち健康な生活を維持していきたいですね。


※自分の健康に合わせ、量と質を考えた食生活に努める。

肥満、高血圧、糖尿病、骨粗鬆症に気をつけた食生活を心掛ける。

※一人暮らしの増加により、一人で食事をする人も多くなりましたが、地域の友人や家族と一緒に食事を楽しむことも大切です。

※体力の低下が心配されるので、外出や日常の簡単な運動で健康と体力を維持していきましょう。

※心の健康を保つよう、人との交流や社会参加を行いましょう。

そして、自身の技能·知識を伝えていきましょう。

※できるだけ歯を失わないように噛む機能を維持しましょう。

※生活能力の低下を防いで、寝たきりや認知症を防止しましょう。

※老化に伴う諸機能の衰退を支えるために、家族や地域が温かい配慮と努力を行う必要があります。

※定期的に健康診査や歯科検診を受けましょう。

今回は以上です。
みなさん、今日も良い1日を!😀


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