おはようございます☀

健康管理士KAZUです!😀


今回は、健康阻害要因(生活環境要因)について説明します。


2]生活環境要因


(1)運動不足による健康への影響


近代化により、産業現場、オフィスなどの自動化·省エネ化が急速に進んだ結果、職業生活における体の動きは減少してきました。


通勤でもマイカー通勤が増えただけでなく、交通機関が便利になり、タクシーなどの利用も増加しました。


また、電化製品の進歩により、家庭生活においても体を動かさなくなっています。


運動不足は、肥満を招くだけでなく、心身の活力も低下させる健康阻害要因です。


同時に環境などへの適応力も減退し、体温調節、病気に対する免疫力、ストレスに適応する抵抗力といった防衛力も低下します。


また、生理機能は使わなければ低下してしまい、行動体力も低下します。


その結果、身体諸機能に余裕がなくなり、疲れやすくなります。


体を使わないのに疲れやすくなるのは、そのためです。


◎運動不足によって生じる健康への影響


●呼吸循環器系


最大酸素摂取量の低下、心肺機能の低下、起立耐性(立位の維持能力)の低下。


●骨


骨密度の低下。


●筋肉


筋力、筋量の低下。


●神経系


平衡障害。


●代謝系


インスリン感受性の低下(耐糖機能の低下、糖質代謝異常を引き起こす)。


運動と健康の関連については、運動による全身持久力(身体活動量の指標)の向上、ストレスの解消、血圧、肥満、血中脂質の改善、免疫機能の向上などその有効性が明らかになり、健康な人だけでなく糖尿病や高血圧の人においても運動療法の有効性が認められています。


今後、日常生活の中で健康の保持増進のための運動が果たす役割は 益々大きくなります。


(2 )生体リズムの乱れ


生体リズムは、太陽光と地球の自転による明暗リズムをもとに24時間より少し長いリズムが基本となっています。


脳内の視交叉上核を中心に、体のほぼ全ての臓器や細胞に体内時計 (時計遺伝子)が存在しているといわれ、明暗、食事、気温など生活·環境因子の刺激を受けて、1日のリズムを形成しています。










人間は日中に活動し、夜間に睡眠し休息を取ります。








体内の消化酵素やホルモンの分泌、 栄養素の代謝もこの生体リズムに従って調節されています。




しかし、現代の生活環境は、24時間営業の飲食店やコンビニ、テレビ、パソコン、スマートフォンなどの普及により急激に変化し、深夜まで働く人、昼夜不規則に活動する人、夜更かしをする人など、食事や睡眠の時間が変則的な人が増えています。


このような生活は生体リズムを乱し、様々な不調を招く要因となります。


●生体リズムの乱れによる様々な不調


頭痛、疲労感、集中力低下、食欲不振、月経不順、便秘、免疫力の低下など生体リズムの乱れは、肥満や高血圧、糖尿病などの生活習慣病を発症しやすいともいわれています。


健康を維持するために生体リズム を乱さない工夫が必要です。


(3)休養に対する消極性


休養に対する消極性とは、単なる休息以外に、スポーツ、旅行など趣味の活動により積極的に心身の疲労回復ができないことをいいます。


 休養の[休]は身体的、精神的な癒しを意味し、[養]には栄養、睡眠、運動で主体的に自らの体を養っていくことが含まれています。


疲労は今日の日本における疾病構造のかなりの部分を占める重要な健康阻害要因です。


休養は身体的·精神的疲労を回復させる1つの方法であり、栄養や運動とともに健康の保持増進にとって重要とされています。


今回は以上です。

みなさん、今日も良い1日を!😀


 

 



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