おはようございます☀

健康管理士KAZUです!😀


今回は、死因別上位について説明します。


1]悪性新生物


悪性新生物は、がん、肉腫、そのほかを含みますが、数的にはほとんどががんです。


わが国の悪性新生物の死亡数は、2018年は、前年に比べ219人増加し、37万3584人で、全死因の27.4%を占めています。


部位別にみた悪性新生物の死亡率の年次推移をみると、部位により 傾向の差が見られます。


胃がんは男女とも低下しています。


これは食生活をはじめとする日本人の生活様式の変化、医療技術の進歩による早期発見、早期治療などが要因として考えられます。


また、大腸がんと肺がんは1955年から大きく上昇していましたが、近年は微増傾向となっています。



2]心疾患

2018年の心疾患による死亡数は20万8221人で、全死亡数の15.3%を占めています。

死因分類からみた場合、心疾患には心筋梗塞や狭心症などの虚血性心疾患や心不全、慢性リウマチ性心疾患、及び他の心疾患としての心膜の慢性疾患などが含まれます。

 ただし、高血圧による心不全のような高血圧性心疾患は別の分類項目になり、心疾患に含まれていません。

死因順位は、1985年〜1994年までが2位、1995年〜1996年は3位となったものの、1997年には再び 2位に上昇し、2018年も同じ2位となっています。



3]脳血管疾患

2018年の脳血管疾患による死亡数は10万8,186人で、全死亡数の7.9%を占めています。

死亡順位では1951年に結核と入れ替わって以降、1980年までは1位を占めてきましたが、1981年に悪性新生物と入れ替わって2位になり、1985年には心疾患に続いて3位になり、2011年からは第4位となっています。

欧米諸国では脳血管疾患はほとんどの国で死因の3位を占め、わが国だけが長年、死因の1位を占めてきたのが特徴です。

脳血管疾患は、脳梗塞、脳内出血、 くも膜下出血などに分類され、 俗に脳卒中ともいわれます。

また、通常は意識障害や脳の局所症状が24時間以内に急激に発症するものを指します。

これらの脳血管疾患による死亡率の年次推移をみると、1960年代から脳内出血の死亡率が次第に低下し、入れ替わりに脳梗塞が増えてきました。

ICD_10(第10回修正国際疾病分類)の適用[死亡原因は、ICD(国際疾病分類)に基づき分類していますが、医学の進展に伴いおよそ10年ごとに改訂が行われています。

人口動態統計では、1995年から ICD_10(第10回修正死因統計分類)が適用されていますが、ICD_10はそれまでと比べて分類項目や分類方法などが大幅に変更し、死因統計に変化が生じました。]により 1995年には増加しますが、1980年代からは両者とも減少しています。

また、くも膜下出血は近年横ばいで推移しています。
現在、種々の疫学研究により、脳血管疾患の危険因子として特に考えられているものは、食塩の過剰摂取、寒冷、そして高血圧などです。

食習慣の改善や暖房の普及によって血圧を正常に保てば、脳血管疾患を予防できるといわれています。

また、高血圧になった人でも、降圧剤の使用により血圧をコントロールすれば、脳血管疾患の発生が激減することが知られています。


今回は以上です。
みなさん、今日も良い1日を!😀


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