おはようございます☀

健康管理士KAZUです!😀


今回は、わが国の健康水準の動向について説明します。


わが国の死因の状況をみると、明治から戦後間もなくの1900年代前半に上位を占めていた結核が大幅に減少してきました。


その一方で、悪性新生物、心疾患、 脳血管疾患などの生活習慣病が上下位を占めるようになり、死因構造の中心が感染症から生活習慣病に大きく変化してきたことが分かります。


下図は、わが国の死因の年次推移を示しています。


●生活習慣病の増加


悪性新生物、心疾患、脳血管疾患などの生活習慣病は、その発症に生活習慣が深く関与していることから、生活習慣の改善により、ある程度予防が可能です。


生活習慣が健康に及ぼす要因として、喫煙、がんや脳血管疾患、冠動脈性心疾患、糖尿病の発症リスクを上げること、食塩の過剰摂取が、胃がんや脳血管疾患、高血圧の発症リスクを上げることなどが明らかにされています。







主な死因の年次推移をみると、悪性新生物は一貫して上昇を続け、 1981年以降死因順位の第1位となり、 2018年の全死亡者で占める割合は27.4%となっています。

全死因者のおよそ3.5人に1人は悪性新生物で死亡したことになります。

心疾患は1985年に脳血管疾患に替わり第2位となり、その後も死亡数、 死亡率ともに上昇傾向でありましたが、2009年に減少しました。

しかし、2010年から再び上昇し、 2018年の全死因者に占める割合は 15.3%となっています。

老衰は1947年をピークに減少傾向が続きましたが、2001年以降急速に増加し、2018年には3位に浮上しました。

全死因に占める割合は8.0%となっており、今後高齢化の進行よりも大きく増加し続けることが予想されます。

脳血管疾患は1951年に結核に替わって第1位となりましたが、1970年をピークに下降しはじめ、2018年には第4位となり、全死因に占める割合は7.9%となりました。

肺炎は1975年に不慮の事故に替わって第4位となり、上昇と下降を繰り返していましたが、2011年に第3位となったのち、2018年には5位となり、全死因に占める割合は6.9%となりました。

ただし、低下の主な要因は、2017年1月から死因別選択ルールの明確化において[高齢者肺炎の死亡診断書の現死因として老衰と書いてもよいこと]と明記されたこと、また、肺炎の中の[誤嚥性肺炎]が独立した項目として区別されたことが影響していると考えられます。

今回は以上です。
みなさん、今日も良い1日を!😀


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