おはようございます🌞

健康管理士KAZUです!😀


今回は傷病に関する統計と婚姻と離婚について説明します。


7]傷病に関する統計


人口の高齢化、生活習慣病の増加など保健医療を取り巻く環境は大きく変化し、また、国民のニーズも極めて多様化しています。


このような時代を迎えた今、きめ細やかな保健医療行政を推進するためには、疾病と外傷、事故などの障害(以下[傷病])の状況とその生活に与える影響とを的確に把握することが大切です。


傷病の状況を把握する方法には、死亡の原因から間接的に推定する方法があります。


しかし、風邪や高血圧などといった直接の死因とはなりにくい傷病については、死因と傷病の罹患状況とは一致しないことが多いです。


このため、国民の傷病の構造とその影響を世帯と医療施設(病院·診療所)の両方から把握することにより、 実態を明らかにしていけるよう、様々な調査が行われています。


傷病に関する保健統計としては、国民生活基礎調査(世帯面)と患者調査(医療施設面)が代表的です。


●国民生活基礎調査


国民生活基礎調査は、国民の保健、医療、福祉、年金、所得など国民生活の基礎的な事項について、 全国から無作為に抽出された世帯を調査し、潜在する傷病を把握しようとするものです。


3年ごとに大規模な調査が実施され、 この調査からは健康上の問題で日常生活に影響のある者や、有訴者(頭痛や肩こりなどの自覚症状がある者)、通院者の状況などが分かります。


●患者調査


健康な者が病気にかかっても、初めは自覚症状などはありません。


ところが、病気が進行してくると様々な症状を自覚するようになります。


自覚傷病者が医療を望み、実際に医療施設を受診すると患者となります。


患者調査は、全国から無作為に抽出された病院、一般診療所、歯科診療所などの医療機関に対し、患者の疾病名、治療機関、治療費支払方法、退院の事由などを把握する調査で3年ごとに実施されています。


●有訴者の状況


有訴者とは、病気や怪我などの自覚症状がある者で、医療施設、介護保険施設への入院·入所者を除く者のことをいい(通院者は含む)、人口千人に対する割合を有訴者数といいます。


2016年の国民生活基礎調査によると、有訴者率は男性271.9、女性 337.3で女性が高くなっています。


年齢階級別にみると男性では10〜19歳が最も低く162.4、女性でも10〜19歳が最も低く170.7となっています。


そして、男女とも年齢階級が高くなるに従って上昇し、75歳以上では男性480.5、女性522.5となっています。


また、自覚症状で多いのは、男性は[腰痛][肩こり][咳や痰が出る]の順で、女性では[肩こり][腰痛][手足の関節が痛む]の順となっています。




8]婚姻と離婚

婚姻や離婚の動向は、国民生活の様々な要因や変化に応じて推移します。

婚姻件数は、1950年代後半頃から徐々に増加の傾向を示し、1970年には100万組を突破して戦後第二の結婚ブームの兆しをみせ 、1974年まで100万組台を維持しました。

これは、戦後の第一次ベビーブーム期に出生した人々が結婚期に入ったことによるものです。

その後、婚姻件数は1987年まで減少傾向でしたが、近年は横ばいで推移し、2018年は58万6481組、婚姻率人口は人口千対4.7となっています。

また、近年の結婚年齢は、夫婦ともに年々高くなる傾向にあり、2018年の平均初婚年齢は、夫 31.1歳、妻29.4歳と晩婚化が進行しています。


一方、離婚件数は、戦前よりも高い水準を維持しながらもほぼ減少傾向を示してきましたが1965年頃より増加傾向に転じ、1983年には17万9150組と一度ピークを記録しました。

その後、1988年までは一時減少したものの、1991年から再び増加傾向となりました。

しかし、その後緩やかに減少し 2018年は20万8,333組となりました。

 離婚率は人口千対1.68で低下傾向です。


今回は以上です。
みなさん、今日も良い1日を!😀


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