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健康管理士KAZUです!😀
今回は平均余命、平均寿命、健康寿命について説明します。
5]平均余命·平均寿命
ある年の人口構成、出生、死亡の状況がそのまま継続するという仮定のもとに、ある年齢に達した人が今後平均して何年間生存できるかという統計的期待値(推定値)を平均余命といいます。
そして、その年に生まれた人が生存できると期待される年数、つまり0歳における平均余命を平均寿命といいます。
平均余命、平均寿命は保健医療の水準を表す指標です。
日本人の平均余命は年々延長しており、特に若年層にその傾向が著しいです。
性別に見ると全ての年齢層及び年次において、女性の平均余命が男性を上回っています。
これは世界的な傾向で、特定の傷病では女性の方が高い死亡率を示す例もありますが、一般に女性は男性より死亡率が低く、寿命が長いです。
日本人の平均寿命は年々伸びており、2018年の調査では、男性 81.25年、女性87.32年であり、男性は世界第3位、女性は世界第2位の長寿国となっています。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240515/18/atomkazu929/c1/c3/p/o0695065715439121811.png?caw=800)
健康寿命とは、健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間のことです。
平均寿命が延び、超高齢社会となった現在において、人生の長さだけでなく、いかに生きるかという質が重要視されつつあります。
日本人の健康寿命は、2016年の調査では、男性72.14年、女性74.79年です。
2016年の平均寿命は、男性80.98歳、女性87.14歳であったため、平均寿命と健康寿命の差は、男性 8.84年、女性12.35年です。
この平均寿命と健康寿命の差は、日常生活に制限のある[不健康な期間]を意味します。
今後、平均寿命の延伸に伴い、不健康な期間も伸びることが予想され、医療費や介護給付費の多くを消費する期間が増大することになります。
疾病予防と健康増進、介護予防などによって、平均寿命と健康寿命の差を短縮することができれば、個人の生活の質の低下を防ぐとともに、社会保障負担の軽減も期待できます。