おはようございます☀
健康管理士KAZUです!😀
健康は本人が心身を大切にして、健康生活を守っていかなければ確保できません。
当然、本人の健康に対する意欲が大切です。
また、医療機関、社会福祉機関、行政機関、住民組織などが連携して、一次予防から三次予防に至るまでの包括保健·医療を実践していくことが重要です。
では、一次予防、二次予防、三次予防について説明します。
●一次予防(保健)
一次予防とは、病気の原因を究明し、その原因を除去、是正したりすることによって、病気にかからないように普段から健康増進に努めることをいいます。
生活習慣病の場合、原因となる危険因子を除去し、生活習慣の見直しを行いながら改善していきます。
つまり、健康的な生活習慣づくりを行って、生活習慣病を予防することが一次予防です。
一次予防としては、健康教育、食生活の改善、適度な運動、禁煙、生活環境の改善、予防接種、災害·事故の防止などが挙げられます。
●二次予防(医療)
二次予防とは、病気になっても病気の症状が進展したり、また死に至ることがないよう早期発見·早期治療をしていくことをいいます。
生活習慣病は殆どの場合、その症状が現れるまでには長い年月をかけて徐々に進行してきたものであり、ごく初期の段階では無症状のことが多いです。
従って、早期に発見し、適切な治療を行えば、病気によっては完全に治癒することも期待できます。
二次予防の代表的なものとして、脳卒中や心筋梗塞などの重要な危険因子の早期発見を目的とした一般健康診断や特定健康診断、肺がんや胃がん、大腸がん、子宮がん、乳がんなどの早期発見を目的としたがん検診、そのほかの各種スクリーニング検査などが挙げられます。
●三次予防(福祉)
三次予防とは、病気や障害の進行防止、病気の再発防止、機能回復、機能維持のためのリハビリテーションなど、病気や障害にかかった後の対策のことをいいます。
生活習慣病の場合、殆ど自覚症状がないために、自ら進んで医療機関に検査を受けに行く人は少ないです。
二次予防の段階で、早期発見·早期治療となればいいですが、様々な症状が現れた後に医療機関を訪れたときには、病気の重症化防止、後遺症の防止、死亡の防止を目的とした治療が必要となってきます。
また、後遺症を残した場合、機能障害を最小限に留めると同時に残存する機能を最大限に生かすために、リハビリテーションと社会復帰などの対策を講ずることが重要となります。
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