おはようございます!☀
健康管理士KAZUです!😀
今回は、肝臓病の予防について説明しますね。
肝臓は初期症状が表面化しにくいです。
しかし、比較的よく現れる肝臓病の初期症状としては、体のだるさ、 食欲不振、吐き気などがあります。
これらの症状は、胃腸が不調な時 や夏バテ、疲労の場合にも現れるものなので、それだけで肝臓病の初期症状とはいえません。
よって、それが数日間も続くようであれば注意しなければなりません。
又、自己免疫性肝炎(自己免疫異常によって肝細胞に慢性の炎症が起こり、肝細胞が破壊される病気)
のように、自分の体内に肝臓病の原因がある場合は予防することはできません。
しかし、脂肪肝、アルコール性肝 障害やウイルス性肝炎などの外部からの要因で発病するタイプの肝臓病の場合、日頃の生活の中でいくつかのことを留意すれば、予防することは不可能ではありません。
◎脂肪肝の予防
脂肪肝の原因はいろいろありますが、その大半はアルコールの過剰摂取と栄養過多から起こります。

従って、脂肪肝の場合は暴飲暴食を避け、適度に運動することで予防、解消できます。
ただし、食事を極端に減らすと栄養素が不足し、蓄積されている脂肪を使って体を動かそうとするため、脂肪が急激に肝臓に集まります。
そのため、無理な減量は過食と同じ影響を与えることになります。
あくまでも適度な運動、適量な食事を心がけ、週に2日は[酒抜きの日] (休肝日)をつくるようにしましょう。


◎ウイルス性肝炎の予防
ウイルス性肝炎の予防は、ウイルスの種類によって感染経路が異なるため、予防の仕方が変わります。
●A型肝炎ウイルスの予防
A型肝炎ウイルスは経口感染します。
又、感染者の便中に排せつされるため、その便を畑の肥料に使えば 野菜などが、また上下水道の未整備や洪水などがあれば飲料水が汚染されます。
汚染された生水、生ものを口にすることで感染します。
現在は東南アジアなどへ旅行した際に感染するケースが多くみられます。
よって、東南アジアなどでは生水、生ものは口にしないようにしましょう。
又、事前にワクチンの接種を受けておくのは、より確実な予防法です。
●B、C型肝炎ウイルスの予防
B、C型肝炎ウイルスは血液感染するため、予防のポイントは血液に直接触れないということです。
又、以下のことを守り、通常の生活を送っているかぎり感染の可能性はかなり低くなります。
①自分以外の人の血液はなるべく 触らない。
②自分でできる傷の手当は、自分でするようにする。
③血便や生理の後始末など、最初から血液に触れることがわかっている場合、使い捨ての手袋などを使用する。
④性交渉のときはコンドームを使用する。
⑤カミソリや歯ブラシなどは他人と共有しない。
※B型肝炎の場合、母子感染の可能性がありますが、多くの場合はワクチンで感染を防ぐことができます。
C型肝炎の場合にもウイルス量の多い母親から約1割の確率で感染が起きる場合があります。
ワクチンのないC型肝炎ウイルスの場合、妊娠前にウイルス量を減らしておくことが重要です。
◎検査による早期発見
アルコール性肝障害や脂肪肝などの自覚症状のない、潜在的に罹患している恐れのある肝臓病は、放置しておくと肝硬変へと進行し、腹水、食道静脈瘤などを併発し、最終的には肝臓がんにまで悪化します。
悪化させないためには、罹患初期の適切な治療が重要であり、検査を受けることが欠かせません。
又、肝炎ウイルスの場合、地域や年齢による分布データから分析すると、現在の中高年者における肝臓病の原因は、注射針を変えていなかった頃の予防接種が深く関係していると考えられます。
そのため、予防する以前にすでに感染している可能性があります。
又、キャリアであったとしても必ず発症するとは限らず、一生涯、無症候性キャリアで終わる人もいます。
大切なことは、ウイルスキャリアかどうかを把握することです。
通常の健康診断には血液検査の項目に含まれていない肝炎の検査ですが、病院や地域の保健所などで簡単に受けることができます。
よって、40歳以上になったら自覚症状が全くない場合でも、一度検査を受けることが望ましいですね。
今回は、以上です。
突然ですが、僕のブログは暫くお休みします😂。
又、再開したいと思っていますのでその時はよろしくお願い致します😀!
皆さん。
今日も楽しい1日を!😀
では、また!😁




