おはようございます!☀
健康管理士KAZUです!😀
今回は、脂肪肝とウイルス性肝炎の治療について説明しますね。
脂肪肝の治療には食事療法、運動療法、生活習慣の改善を行います。
肥満の人は食事療法や適度な運動で体重をコントロールし、また糖尿病などの病気がある場合はその病気の治療をします。
薬を使用するウイルス性肝炎の主な治療法には、インターフェロン治療などを用いる抗ウイルス療法と肝庇護療法の2つの方法があります。
●抗ウイルス療法
抗ウイルス療法の主なものは、インターフェロン治療と核酸アナログ製剤治療です。
インターフェロン治療とは、ウイルスに感染した時に体内で作られるタンパク質の一種で、免疫系、炎症の調整などに作用する[インターフェロン]を注射する治療法です。
ただし、40℃近い発熱、全身倦怠感、悪寒、頭痛、筋肉痛、関節痛、食欲不振、嘔吐、体重の減少 などの強い副作用を伴うことが多いので、実施に当たってはかかりつけ医との相談が必要となります。
その他の症状としては、間質性肺炎(肺胞と肺胞の間の間質組織に炎症が起こる病気)、自己免疫疾患、甲状腺機能異常、糖尿病の発症と悪化、不整脈、心筋梗塞、心筋症などの発症、眼底出血、脱毛、うつ状態なども現れます。
核酸アナログ製剤は、B型肝炎の治療として使われています。
ウイルスが増殖する際に作用する酵素の働きを抑え、ウイルスの増殖を抑える効果があります。
ただし、内服を開始すると長期にわたって服用が必要になることから、治療にあたっては専門の医師とよく相談することが必要です。
インターフェロン治療、核酸アナログ製剤治療ともに、治療費が高額になることから、現在では自己負担限度月額を定め、その額を超える分は国と都道府県で助成する制度があります。
しかし、我が国では2014年よりインターフェロンを使わない、飲み薬だけの治療[インターフェロンフリー]治療が始まり、現在はC型肝炎の抗ウイルス療法の主流となっています。
慢性肝炎から代償性肝硬変までの初回治療の場合、95%以上の人でウイルスを体内からなくすことが可能です。
さらに、インターフェロンのような副作用がなく、これまで、様々な合併症でインターフェロンが使えなかった場合でも短期間で安全に治療を受けることができるようになりました。
●肝庇護療法
肝庇護療法とは、抗ウイルス療法により十分な効果が得られなかった場合に、肝細胞が壊れる速度を遅くすることで、肝炎を抑え、肝機能を改善する目的で行われる療法です。
グリチルリチン製剤、ウルソデスオキシコール酸などが用いられています。
今回は、以上です。
皆さん。
今日も楽しい1日を!😀
では、また!😁