おはようございます!☀
健康管理士KAZUです!😀
今回は、発がんに関連する因子の喫煙と飲酒について説明しますね。
◎喫煙
たばこの煙の中には、発がん物質が約70種類含まれています。
これらの有害物質は、たばこを吸うと速やかに肺に到達し、血液を通じて全身の臓器に運ばれ、DNA に損傷を与えるなど、がんの発生メカニズムを様々な段階へ関与して、がんの原因となります。
たばこというと肺がんを考えがちですが、肺がんだけでなく、多くのがんの危険因子であり、又、がんだけでなく狭心症や心筋梗塞などの虚血性心疾患や脳卒中、慢性 閉塞性肺疾患(COPD)などの呼吸器の病気の原因でもあります。
喫煙者はたばこを吸わない人より寿命が8~10年短くなるといわれています。
さらに、喫煙は、たばこを吸う本人だけでなく、周りの人が受動喫煙をすることにより健康被害を引き起こすということも問題となっています。
たばこを吸わない女性の、夫の喫煙による肺がんに罹患する危険性は、夫がたばこを吸わない場合に比べて約27%高いことが分かっています。
飲食店などでは、分煙にするため ガラスドアで仕切って密閉した喫煙室を設けているところもありありますが、人が出入りする際には必ず体にたばこの煙がまとわりついて移動し、有害物質を拡散させるため、煙を100%遮断することはできません。
服や髪の毛、家具などからたばこ臭を感じた時には、有害物質を体内に吸い込んでいるといわれています。
加熱式たばこは紙巻きたばこより安全ということはなく、禁煙の成功率は格段に低くなるともいわれています。
これらのことより、がん予防には当然ですが、たばこを吸わないことが最も効果的です。
現在吸ってる人も、禁煙することによって、がんになるまたはがんで死亡するリスクを下げることができます。
禁煙できないのは、本人の意志が弱いからというよりもニコチン依存が関係しているため、禁煙外来 などを受診することも勧められています。