おはようございます!☀
健康管理士KAZUです!😀
今回は、低血圧について簡単に説明しますね。
低血圧とは、収縮期血圧が100mm Hg未満のものをいいます。
低血圧は、はっきりした原因がわからない[本態性低血圧]、ほかの病気が存在し、その症状の1つとして起こる[症候性低血圧]、立った姿勢のときに起こる[起立性低血圧]の3つに分類されます。
症状としては、倦怠感、めまい、立ちくらみ、肩こり、頭痛、食欲不振などがあります。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20230316/11/atomkazu929/e0/a5/j/o0499075015256065095.jpg?caw=800)
◎本態性低血圧
遺伝的な体質のために起こると考えられていて、症状がなければ治療の必要はありません。
生活習慣のリズムが乱れると症状を感じやすくなるため、何らかの症状があり、普段の生活に苦痛を感じる場合は、まず生活習慣を見直すことが大切です。
生活習慣の注意点としては、過労を避け、十分な睡眠をとり、規則正しい生活を心掛けるようにしましょう。
又、タンパク質やビタミン、ミネラルを積極的に取るようにすることなどが挙げられます。
極度に血圧が低く症状が強い場合には、薬物による治療が必要なこともあります。
◎症候性低血圧
心臓などの循環器系障害、代謝内分泌疾患、神経障害などの病気が原因で起こるものです。
原因となる病気を治療し、治れば血圧も正常に戻ります。
◎起立性低血圧
急に立ち上がったり、長時間立ち続けたりした時に、収縮期血圧が20mmHg以上、拡張期血圧が10mmHg以上低下する状態です。
立っていると、地球の重力の作用で、血液は下半身の方へ引っ張られ、上半身を流れる血液は減少するはずですが、自律神経が下半身の血管を収縮させ、上半身に十分な量の血液が流れるように調節しています。
この調節機構に障害が生じると、めまい、立ちくらみが起こります。
原因となる病気がある症候性と原因不明の特発性があります。
症候性は病気を治療するなど、原因を取り除けば起こらなくなります。
特発性は、生活習慣の改善や、急に立ち上がったり、長時間立ち続けたりしないようにすることで予防できます。
症状が起こったら、体を横にすれば、大抵は数分で血圧が正常に戻り症状も治まります。
今回は、以上です。
今日迄に生活習慣病の基礎知識としまして、肥満、糖尿病、脂質異常症、高血圧について説明してきました。
次回からはこれらの生活習慣病に、特に関係が深い腎臓についてと腎臓病についても説明しようと思います。
では、皆さん。
今日も楽しい1日を!😀