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健康管理士KAZUです!😀
では今回は、もう1つの血液成分である血球について説明しますね。
◎血球(有形成分)!
血球は、赤血球、白血球、血小板で構成されています。
○赤血球は、血球の96%を占め、成人では血液1mm³に男性で約500万個、女性で約450万個、幼児約690万個存在し、寿命は、骨髄で造られて脾臓で壊されるまで約120日間です。
赤血球は、体の組織細胞に酸素を運び、不要な炭酸ガスを回収する役目をしています。
○白血球は、血球の3%を占め、成人では血液1mm³に平均7500個存在し、顆粒球、単球とリンパ球からなり、顆粒球と単球は骨髄で、リンパ球は主としてリンパ組織で産生されます。
白血球は、体内に侵入する細菌やウイルスなどの異物を攻撃、排除し、生体防御に関わっています。
又、白血球は形や性質が違う顆粒球、単球、リンパ球に分けられ、さらに顆粒球は好酸球、好塩基球、好中球に分けられます。
※白血球の顆粒球は、細菌その他の異物が侵入した時、貪食作用によりこれらを捉え、消化、殺菌、溶解させるなど生体の防衛機構に関係しています。
そのほか、毒素の中和やアレルギー反応にも関係しています。
単球はマクロファージ(大食細胞)に変化して旺盛な貪食能力で老廃物や異物を処理します。
リンパ球は免疫と抗体産生に関与しています。
○血小板は、血球の1%を占め、血液1mm³に約13~35万個存在し、大きさは直径2~3μmで円盤状です。
血小板は、血液を凝固させ出血を抑えるなどの止血作用をもっています。
※血小板は、血管の損傷部位に血栓をつくり、止血する作用を持っています。