おはようございます!
健康管理士KAZUです!
●コラーゲンを食べるとどうなる……!
タンパク質はアミノ酸まで分解されて吸収されるため、摂取したコラーゲンがそのまま体内で利用されるわけではありません。
タンパク質は材料となるアミノ酸を組み合わせて作ります。
そのため、コラーゲンを食べるとコラーゲンの材料となるアミノ酸が体内に吸収されることになり、一見コラーゲンが合成されやすいように思われます。
しかし、先に述べたようにコラーゲンはプロリンとリシンの一部が変化し、ヒドロキシプロリンとヒドロキシリシンになっています。
これらは体内で元のプロリン、リシンに戻ることができないため、コラーゲンを作る材料にはならないと考えられています。
もちろんコラーゲンには変化していないプロリン、リシンも存在するため、全く合成につながらないとは言えませんが、コラーゲンを摂取するより、プロリンとリシンが多い食品を摂取した方が合成に繋がると言えます。
例えば、アジ、鮭、鶏卵などです。
しかし、近年コラーゲンがアミノ酸まで分解されず、アミノ酸が2つ結合したジペプチドのまま吸収され血中に存在していることがわかりました。
これはジペプチドを構成しているプロリン、ヒドロキシプロリンがタンパク質分解酵素に強い耐性を持つためと言われています。
このジペプチドが真皮を作り出す線維芽細胞を活性化し、コラーゲンの合成を促していると考えられています。
そのため、コラーゲンを食べても意味がないといけなくなってきているのも事実ですね。
今回は、以上です。
そして、大豆について少しみていきたいと思います。
大豆といえば、[遺伝子組み換え]とそうでないものがありますね。
現在では、その表示義務があります。
大豆製品の代表といえば、僕は真っ先に豆腐と納豆が思い浮かびます。
日本では、基本的には遺伝子組み換えの大豆を使用してはいけない事になってあるみたいです。
※遺伝子組み換えの作物を作るにはかなり強力な、しかも大量の農薬が使われています。
しかし、実際の基準は、いい加減で、ある割合(原材料の上位3位以内で、かつ全重量の5パーセント以上を占めると表示義務あり)までは使っていい事になっています。
つまり、5パーセントまでは、遺伝子組み換えの大豆を使っていても、[遺伝子組み換えでない]と表示してもいい事になっている、という事です。
ですが、実際5パーセント以上使っていないなんて、誰が、どうやって調べるのでしょうか?
今のところ国産大豆では、遺伝子組み換えの栽培自体が禁止されています。
ですから、パッケージに[国産大豆100%]と表示されてれば、遺伝子組み換え大豆が使われている可能性はないはずです。
同じように、大豆製品の納豆や豆腐も[国内大豆100%]と表示しているモノを購入しましょうね。
そして、以前にも納豆のタレについて説明しましたが、納豆のタレには、加水分解物や酵母エキス、その他の身体に有害な添加物等が必ず入っていますので、使用しないで下さいね!
では、皆さん。
今日も1日楽しんでいきましょうね!😀