おはようございます!健康管理士KAZUです!
今回は炭水化物·タンパク質に続いて脂質の説明をしようかと思っていたのですが、妻に学術的なことばかりだと、難しいし、んどいわと(ある人は、難しいとこは、飛ばしているとも妻から聞きました)、言われました。
僕は学術的な内容は基礎的な部分として絶対に必要だと思っています。
でも、そればかりだと疲れてしまう方もいらっしゃると思いますので、今回は実践的な説明をしていきたいと思います。
そこで今回は皆さんが非常に気にしてると思われる老化!
特にシミ・シワ·乾燥肌、肌荒れなどが起こる原因である、酸化と糖化について説明していきたいと思います。
やはりこれも日頃の食習慣によるものが非常に大きいです。
当然、皆さんも、若々しく見られたいでしょうし、実際に若々しくありたいと思っているでしょう!
老けるスピードが速い人は食生活によって体の中で問題が起きてるんですよね。
お腹の痛み、慢性の便秘なので病院に来院した患者さんには、肌荒れやニキビなど肌トラブルも、同時に現れている人が少なくないそうなんです。
またそういった患者さんに食生活の質問をしてみると、普段は買ってきた惣菜を食べていたり、タンパク質不足の食事をしていたりする事が多いそうです。
肌トラブルは食生活の乱れによって出来る、体の不調が原因ということですね。
ではどうなると体に不調が現れるのでしょうか。
その原因の一つ目が、体の[錆び]と[焦げ]といわれる[酸化]と[糖化]が進む事です。
皆さん、シミやたるみ、くすみなど、急に老けを感じたなんて方はいないでしょうか。
年齢以上に体を老けさせる原因は、体内で[酸化]と[糖化]が進んでしまうからです。
まず、酸化とは何かというと、物質と酸素が結合し、体が錆びてしまうことです。
具体的には紫外線や食品添加物、排気ガス、タバコ、ストレス、時間が経った揚げ物、の影響で体内に活性酸素が発生し、これが体を錆びさせてしまいます。
また加齢によっても活性酸素は体に溜まりやすくなります。
例えば、皆さん、りんごを切って、置いておくと変色しますよね。
そのようなイメージが酸化です。
酸化が進むと、メラニンが増加して、シミができてしまったり、コラーゲンが破壊されて、皮膚が緩んだりします。
見た目の影響だけではなく、疲れが抜けにくくなったり、肩が凝ったり、血圧が上がったり、と身体全体の老化を進めてしまいます。
又、糖化とは、体内の糖とタンパク質が結びついて焦げを作ることです。
特に、運動不足や食べ過ぎによって、体内に糖質が増えると、血液中の糖がタンパク質と結びつき、 AGEs[(エージーイー) ·終末糖化産物]という老化物質を作り出します。
この影響で肌が黄色くくすんだり、ハリがなくなったり、カサカサになったりします。
肌トラブルの原因の一つです。
続いての原因は、ホルモンバランスの乱れによるものです。
特にプロゲステロンが増えるからです。
女性の方で生理前 、PMS (月経前症候群)の際に、むくみや肌荒れ、ニキビの悪化などの症状が出たことがある方はいないでしょうか。
これはホルモンバランスの乱れによるものです。
まず、女性の体では卵巣で、エストロゲンとプロゲステロンという2種類のホルモンが交互に分泌されています。
このうち、プロゲステロンは男性ホルモンに近い働きがあり、排卵から生理が始まるまでの期間に分泌されます。
すると皮脂の量が増えて顔がギトギトしたり毛穴が詰まりやすくなったりして、ニキビができやすくなります。
またプロゲステロンは体内に水分を溜め込んで、腸の蠕動運動を抑える働きがあり、便秘も起こりやすくなります。
ので、それによっても肌トラブルを引き起こしやすくなります。
ですので、こういった場合にはエストロゲンに近い働きをする栄養素を積極的に摂ることが重要になります。
例えば、大豆製品などです。
次に原因として考えられるのは、腸の不調です。
特に便秘ですね。
便秘になると、もちろん腸に便が溜まりやすくなりますよね。
腸には、生きたままの腸内細菌や剥がれ落ちた腸の粘膜が含くまれとおり、何日もおなかの中に溜め込んでしまうと、腐敗して腸内に悪玉菌が増え、有害物質が溜まってしまいます。
それがその後、大腸の壁の毛細血管から吸収され血液に乗って全身を巡って様々な悪さをしてしまいます。
すると、皮膚に有害物質の影響が及ぶと、肌が荒れてざらついてしまったり、顔色がくすんでしまったり、肌にツヤがなくなってしまったり、ニキビができるなど、肌のトラブルを引き起こしてしまいます。
ので食生活を見直して便秘を解消するというのも、肌のトラブルによる老けを防ぐには重要っていうことです。
では具体的にどう対策すれば良いのかを次回説明していきますね。
続く…!
では、皆さん!今日も素晴らしい一日になります様に!
では、また!