ど〜も!健康管理士KAZUです!


では、先程の続きです。


❷心理的·感覚的刺激

食欲は、食物に対する過去の経験や感情などによっても左右されます。


具体的には五感からの刺激であり、味(味覚)、目で見た物(視覚)、香り(嗅覚)、音(聴覚)、温度(皮膚感覚)などがあります。


これらの情報が大脳皮質に伝わり、扁桃体で知識や体験となって統合され、視床下部にある食欲中枢(摂食中枢と満腹中枢)を刺激します。


これまでの経験によって[美味しい]と感じると摂食中枢が刺激され[まずい]と感じる満腹中枢が刺激されます。



●視覚
食物だけでなく、食器も含めた色彩の情報も食欲に関与しています。

野菜の色は除き、一般的に暖色は[美味しい]、寒色は[まずい]といったイメージを持ちます。

●嗅覚
嗅覚の感じ方には個人差がありますが、通常の感覚では嫌なニオイであっても、個々の嗜好により、美味しい味を連想した場合には食欲が増進します。

[くさや]のニオイなどが代表的ですね。

●聴覚
包丁の音や食物を焼いた音などを聞くことで、美味しい食事を作っていることを連想して食欲が増進します。

●皮膚感覚
皮膚が冷気に触れたりすると、その情報が摂食中枢に伝達し、食欲が増進します。

一般的には、冬になると食欲が増進し、夏になると減退するのはこのような理由からです。

又、食物の温かさや冷たさも食欲に影響を与えます。

簡単な説明ですが、とりあえず以上が心理的·感覚的刺激についての説明です。

では、今から自転車でジムに行ってきます。

では、また!