おはようございます!
健康管理士KAZUです!
これから数回に分けて免疫力、免疫機能について説明していこうと思います。
そもそも免疫力というのは、前回説明しました[自然治癒力]の1つで、体内で発生したガン細胞や外から侵入した細菌やウイルスなどを常に監視し撃退する自己防衛システムのことです。
また、これも以前説明しましたが、薬(毒)とも深い関係があります。
ガン細胞がなぜ出来るかという説明(一般的に認知されているもの·その他にも諸説あります)も以前しましたが、皆さんは、細菌とウイルスの違いはお分かりになっていますか?
まず、細菌は、1μm程度の大きさで、細胞(単細胞)を持っていて、DNA、RNA、どちらの核酸も持っています又、細胞分裂をして増殖します。治療薬としては、抗菌薬(抗生物質)が有効です。 どういった細菌があるかといいますと、大腸菌、結核菌、乳酸菌などがあります。
一方、ウイルスは、0.1μm程度の大きさで、細胞を持ちませんし、DNA,RNAのどちらか一方の核酸しか持っておらず、自分自身では増殖できないため、宿主(人や動物)の細胞に侵入し増殖します。また、治療薬としては、抗ウイルス薬が有効です。どういったウイルスがあるかというと、インフルエンザウイルス、ノロウイルス、コロナウイルスなどがあります。
まずは、細菌とウイルスの違いをよく理解しないといけませんね。ですから、風邪などを罹患したときによく処方されることのある抗生物質は、風邪などからおきる合併症を防ぐ為の薬であって風邪の症状を緩和するものではありません。
又、抗生物質は、腸内細菌を死滅させます。
免疫の6割は腸内で作られる為、抗生物質を服用する事によって免疫力が低下します。(元に戻すにはかなりの時間がかかります)。又、セロトニンは、脳で作られますが、腸内でも作られています。
腸は、第2の脳と呼ばれ、脳だけでなく腸からも各臓器や脳にも指令を出しています。腸内環境、腸の仕組み、超脳相関等についての詳しい説明は、いずれするとしまして。よく腸内には、善玉菌や悪玉菌という菌がいて、善玉菌が良くて、悪玉菌が悪いみたいに思っている方も多いと思います。
まず、腸内細菌は、多種多様あるのですが、大きく分けると善玉菌、悪玉菌、日和見菌(善玉菌、悪玉菌、どちらか優位な方につく)の3つに分類されます。
この3つの腸内細菌のバランスが大事で、善玉菌2.悪玉菌1、日和見菌7です!ですので、日和見菌をなるべく善玉菌にして残りを悪玉菌にする事で、腸内環境が整い、免疫力がつきます。
あと自然治癒力(免疫力)をつけるためにも薬は、基本飲まないで下さい。例えば、熱が出た時などに解熱剤を飲むというのが一般的だと思いますが、これだと自然治癒力(免疫)は、つきません!
熱や痛みが出ると、脳の視床下部からサイトカイン、プロスタグランジンなどの物資がでることにより、あえて発熱させる事により細菌やウイルスの増殖を抑制し、免疫細胞を活性化させます。
どうして発熱するかどいうと、ほぼ全ての細菌やウィルスは、熱に非常に弱いからです。ガン細胞ですら体内で高熱を発すれば死滅します。
ですから逆にいうと、解熱剤等を飲むと発熱を抑制しますので体の修復作業(自然治癒力)の邪魔をしているわけです。
お子さんなどが熱にうなされているのを見ると、かわいそうで直ぐに解熱剤を飲ましてしまいますが、逆効果になってしまいます(他の疾患等がある場合は別)。
しっかりと発熱させる事で獲得免疫もつき、抗体もでき、病気になりにくい体になっていきます。
僕自信は、元々虚弱体質で直ぐ風邪を引いたり、下痢になってよく寝込んていました!
色々と知識をつけ、自分の身体で実験しました。
良く体脂肪率が、少ないと免疫力が低下して風邪などに罹患しやすくなるといわれますが、正しい知識を身につけて、なおかつ自分に合った取り組みを見つけ、実践する事によって、僕みたいに体脂肪率4~8%位でも免疫力は、低下せず、風邪も引かない体を獲得すれる事が出来ます。
今では、自分の体の細胞が今どのようになっているのかが敏感に感じられ、どうしてこのようになっているのかが分かるようになってきました。その為の予防は勿論、なったときの対応も素早くできる様になりました。
まだまだ説明する事は、沢山ありますが、今日はこの辺で!
知識を知恵に変えていきましょう!
では、今日も良い1日になります様に!