3.11 | 基本、ビーズ織りnote

基本、ビーズ織りnote

【箱は笑いで満たされた。】
改題






・ 鮪漬け丼、三つ葉、長葱、ごま


・ ちぢみほうれん草、エリンギ、叉焼炒め


・ おでん(大根・うずらの卵・小結白滝・たこ)


・ かきたま汁(じゃがいも・えのき・大根・人参・長葱・三つ葉)


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5年前も金曜日だった。


専門病院の戸を叩き、処方された薬をもらっているときだった。


電車は止まっていたので


行かれるところまで行こうと乗ったバスは


揺れがひどく運行中止。


バスの中で運転再開を待つ人が多かったが


わたしは降りて歩き始めた。


歩いたらどのくらいの時間がかかるかわからなかったが


運のいいことに10分くらい歩いたところでタクシーがつかまった。


出かけていた娘に何度もかけなおして連絡がついたときに


やっと人心地がついた。



その経験から、遠いところに住むともだちに


娘の連絡先を教えて、なにかあったときは


そのともだちが間に立って連絡を取ってもらうことにした。


その後、LINEを始めてその心配がなくなったことは大きい。




氷雨の中、家のそばの大きなスーパーでタクシーを下りたが


停電で閉店になっていて、コンビニにはすでに物がなかった。


一度家に帰り、娘を迎えにまた出たら


道路には、歩いて家に向かう人の行列がずっと続いていた。





家に帰れることは幸せなこと。




寿命をまっとうできるのは幸せなこと。




何十年経っても


記憶が定かでなくなっても


3.11のことは忘れない。



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今日もご馳走様でした。




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