2015年の本のまとめを書いたら
12月分のまとめを忘れていました。
読んだ本の数:10冊
チョコレートゲーム 新装版 (講談社文庫)
<名門中学3年の生徒が
次々に惨殺された。
連続殺人の原因として、
百万単位の金がからんだ
チョコレートゲームが浮かび上がる。
息子を失った一人の父親の
孤独な闘いをたどる、
愛と死のショッキング・サスペンス。
日本推理作家協会賞受賞作>
本の趣味が似ているとわたしが思っている人が
面白かったと書いてあったので、再読。
再読とはいっても、ほぼ忘れていた^^;
そのころと装丁が違うのかな?
この表紙はだめでしょ。
ヒントになっちゃってるものね。
読了日:12月1日 著者:岡嶋二人
<知力、体力、先読み能力―
一級のエリートSP首藤武紀は、
合衆国シークレットサービスで
“異例の研修”を受けることに。
銃規制を求めるデモに遭遇した
首藤は、
突如暴れ出した男を瞬く間に制圧し、
人質の幼女を助ける>
「ジョーカーゲーム」の面白さはないなぁ。
SPとはいえ、できすぎ。
「ジョーカーゲーム」の禁欲的なかっこよさが好き。
読了日:12月8日 著者:柳広司
<親父が死んだ。自殺だった。
俺は安藤直樹。
親父が残したパソコンの中にいるのは裕子。
いや違う、あれは単なるプログラムにすぎない。
でもプログラムに意識が宿ったのならば…。
いったい彼女は何者なんだ!
徹底した方法意識に貫かれたテクストが
読者を挑発する
第五回メフィスト賞に輝くデビュー作>
浦賀和宏を意識して読んでいるが
さすがメフィスト賞、難解な話が多い。
伊坂幸太郎さんみたいに、
嫌いな話と好きな話がはっきり分かれる作家さんみたい。
読了日:12月14日 著者:浦賀和宏
OVER60 Street Snap ―いくつになっても憧れの女性
<銀座や表参道で見かけた
60歳以上限定のストリートスナップ集。
20代の若者二人の目がとらえた
憧れシニアのファッションが満載。
流行に左右されない
自分らしいスタイルは見る人に元気を与える>
読了日:12月15日 著者:MASA&MARI
<人気ミステリー作家、
成宮彰一郎の妻が
行方不明になった。
事件性が高いと見た新米刑事ノボルは、
先輩刑事とともに捜査を開始。
「どうせなら死んじゃっててくんないかなぁ…」
不愉快な言動を繰り返す夫、成宮の真意とは―。
完全犯罪を「完全」に描き切る、前代未聞の傑作ミステリー!>
「藁の楯」の方が面白かった。
読了日:12月20日 著者:木内一裕
<ちょっとしたひと手間が
相手への思いやり。
今回のメニューは
鱈のちり蒸し
里芋と長ねぎとあげの味噌汁
じゃことごまのいなり寿し
鮭の南蛮漬け
なすとししとうの揚げ出し
ポテトサラダ、クラムチャウダー……etc>
いつ読んでも面白い。
お料理の方は、
すぐに作ろうと思うものはなかったけど。
読了日:12月22日 著者:よしながふみ
姫君よ、殺戮の海を渡れ (幻冬舎文庫)
<敦士は、糖尿病の妹・理奈が
群馬県の川で見たイルカを探すため、
彼女と友人とともに現地へ向かう。
当初イルカの存在を信じていなかった敦士だが、
町の人々の不審な様子により、
隠された秘密があることに気が付く。
やがて彼らが辿り着いた真実は
悲痛すぎる運命の扉を開けていく―>
「彼女」のシリーズからこの本を読んだので、
それまでの浦賀和宏のイメージとは違った。
題名からして怪しかったから覚悟はしていたけれど、
図書館の返却期限がなければ、
読み続けられたかどうか・・。
この人の本を全部読もうと思っていたが、
この手の話が多いと読み切れそうもない。
読了日:12月22日 著者:浦賀和宏
([と]1-2)あん (ポプラ文庫)
<どら焼き店の求人をみてやってきた
徳江という高齢の女性。
彼女が「あん」づくりに託した人生とは?
深い余韻が残る現代の名作>
重松清「アゲイン」と並行して読んでいたせいか、
この本も重松清かと誤解してしまいそうになった。
わたしが小林賢太郎ファンということもあって、
この著者には金髪先生のイメージしかなかったので、
こんなに温かい話を書く人なのかと意外だった。
もう少し読んでみようかな。
最後はわかっているのに、ぼろ泣きでした。
読了日:12月23日 著者:ドリアン助川
<風景のなかに突如あらわれる
不思議な形―
失われゆくものにみちびかれ、
日本中の給水塔を追い求めた写真集。
給水塔のある63の風景 >
わたしはエアー抜きを見かけると嬉しくて写真を撮ってきた。
日本全国に行っている著者の足元にも及ばないけれど、
似たようなニオイを感じた。
ただ、新しめのエアー抜きに比べると、
いまはもう存在しない給水塔もあり、
背景の灰色の空ともあいまって
かなりの哀愁を感じる写真集だった。
読了日:12月24日 著者:比留間幹
<連載8年―。時事とともに語った、
今のマツコを作った出来事。
変わらないマツコ、変わるマツコ >
あるはずのDNAがひとつないと幸福を感じない。
そういう人はおなかがいっぱいになると
満足感を得られて一瞬幸せを感じるから食に行ってしまう、
と脳科学の先生の話。
わたしは、幸福偏差値が低いから
食べることも幸せに感じ、
それが身近なことだから
食べることに行ってしまうんじゃないかと思ってます。
読了日:12月28日 著者:マツコデラックス
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