救急車騒ぎ | 基本、ビーズ織りnote

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【箱は笑いで満たされた。】
改題

呑気に「めちゃいけ」を見ていたら


母から、友達から連絡があり行ってくると連絡。


なにごとかと思い、後を追ったら


母の一人暮らしの友人が板の間でうつぶせになって倒れていた。


そのそばに母と友人の息子さんが立っていた。


一瞬、もうだめなのかと思ったら


倒れている本人、話ができていた。


脳梗塞も持っているおばあちゃんなので


すぐに救急車を呼んだ。


救急車が来るまで15分くらい。


その間に、もうひとりの友人が息子さんと様子を見に来た。



つごう、60代の息子さんが二人と


倒れているおばあちゃんと母と友人の80代~90代が三人。



そこへ救急隊員が三人到着。


すぐに運んでくれると思いきや


驚くことに本人が行かないと言ってると。


そこを説得してやっと受け入れてくれる病院探しに移った。


急を要する症状じゃないとの判断で

いつも行っているそのお宅の裏の総合病院は

受け入れ拒否。


救急指定病院のくせに

重病の人は担当の医者がいないからだめで

軽かったら軽いで受け付け拒否をするから救急隊員も困っていると。

なんのための救急指定なのかわからない。

ちょっと先の大きな病院は

命に係わる人じゃないと受け付けないと言うし


やっと救急車に乗ったと言うのに


そこで20~30分病院探し。




救急隊員がいうことには


「救急車を呼ぶより自分たちで運んだ方が病院は断れないからいい」のだそう。


だからって


素人判断で勝手に動かしていいのかはわからないし


わたしが行ったときに、その場にいたのは


89才と


その89才より不自由そうに歩く腰の悪い息子さん。


連れて行くのは無理と言ったら


身体の下にバスタオルなどをいれてそれを持つ


と運ぶのが楽、と。



89才と、腰の悪い60代と、わたしでも?




1時間くらい離れたところに住む娘さんに連絡をして


運ぶ病院が決まったところでわたしたちは帰宅した。




それから聞いたことは


娘さんが契約している生存証明の


ポットを使ったあとがなかったからお兄さんに頼んで様子を見に来てもらい


鍵を持っていないお兄さんが窓をたたき割って家に入ったとのこと。


そして母に連絡をしてきて母が飛んで行ったわけ。




この倒れたおばあちゃんは


この半年間くらいは、ひとりでの生活の不安を訴えていたけれど


子どもたちと住むこともままならなかった。


でも、これでこれからのことは子供さんたちが考えてくれるから


もう一人で暮らすことはないからよかったね。


おばあちゃんが運ばれてから台所を見たら


まな板に、切ったお刺身らしき乾いたものと


お茶碗によそったご飯と


焦げついている片手鍋があった。


もう泣きそうだった。



それを片付けてしまったけれど


あれは娘さんに見せたほうがよかったのかもしれない。




元気で復活してくれることを信じて


さて、いつもの食日記にうつります。




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