あの世の送迎用 | 基本、ビーズ織りnote

基本、ビーズ織りnote

【箱は笑いで満たされた。】
改題



お盆のとき、お迎えの馬とお見送りの牛がいますよね。


昔は茄子とか胡瓜で作った記憶があるけれど


いまはおがらとセットで売っているようです。


母は、お迎えのときもお見送りのときも


おがらを燃やした煙の上を3往復します。


そうすると、中気にならないそうです。

(中気っていうのは脳梗塞とか)


なのでそのときは


わたしたちも渡るように呼びつけられます。


ちょっと早いけど、


迷子にならないように明るいうちに帰ってもらおう、なんて


母はあの世とのやりとりしながら


おがらの煙を渡ります。


そして秋までお別れの挨拶を気軽にします。


昔の人の彼岸との付き合い方は


ちょっと楽しいです。



が、しかし


たしか「千の風になっている」って歌に感動してませんでした?


秋までお別れしなくても、そこここにいるってことに


なりませんでした?



まぁいいんですけど。




母が亡くなったら、墓守はわたしになります。


と・・・っても行きにくいところなので


ご無沙汰すると思いますが


お墓にはいないんですよね?みなさん^^;


そのときは


おうちの仏壇でお水を毎日供えるので


許してもらいたいと思います。



以前から、お墓を移すことを母に提案してます。


うちの代々のお墓のある霊園は


ひどい商業主義から経営破たんになった


あまりありがたさが見えない霊園。


このさい、どうです、


さだまさしの親友が住職を務めるお寺に


引っ越しをしたら?(^o^)




おがらを燃やしてあの世へ帰られたあとに


牛さんも馬さんも残ります。


一緒に燃やさないと乗って帰れないんじゃないのかと思うし


家庭ごみで捨てるのもなにか極端な気もするし・・


でも、現実的な近隣の諸事情があるのか


牛と馬の魂とだけ帰ったのかはわかりませんが


わたしたちは今年のお盆も無事に


ご先祖様を牛さん馬さんとお迎えしお見送りしました。




箱は笑いで満たされた。

役目を終えた送迎用の牛さん馬さん



箱は笑いで満たされた。


正面のお顔


ん?・・・・・・どっち?^^;






ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村