こんな変わったお店、初めて!!!
ビルの一階の細い通路の奥
小さな入口があってその暖簾をくぐると
一人しか入れない半畳ほどの場所があって、それが全て。
お店なのに、品物がない。
お品書きは壁をイメージしたところに貼ってあるだけ。
友達が入ってお店の人と話をしていた。
聞いていたら
一番の売りの物は、買うことが出来ないどころか
今日は3月の三日間だけの予約しか出来ないとのこと
(3月中旬の決められた三日間のうちにきたら買えるよっていう予約券)。
そこに土曜日が入っていないので
予約さえも出来ない。
働いている友達は平日に銀座まで取りに来られない。
じゃあ土曜日の予約がしたいというと
それはずっと無理って。
すごいとこだなぁと思い、中を見てびっくり。
売っている人がいない!
お店の人は
カーテンみたいな布が下がっている後ろにいて
どうやら予定表みたいなものを見ながら言っているみたい。
言葉使いは丁寧だけど、
あきらかに
売る方が力を持っている商売。
友達はスケジュール帳を出してまで予約日の交渉をしたあげく
商売の姿勢に納得がいかなかったとなにもしなかった。
わたしも買うのを楽しみにしていて
人気のもの以外のでも買いたかったんだけど
確かにその感じの悪さから来た友達の怒りも理解が出来たので
なにも買わず引き返した。
どれほど美味しいものだとしても
もっと上手に売れないものでしょか。