たぶん、不動産業界、金融業界に携わっている方は「おかしい?」と思いながら業務していることでしょう。
不動産業界は重要事項説明書、契約書を説明する際に、年々書類が増えています。個人情報の同意書、反社会的勢力の排除条項、原状回復の按分表、エトセトラ・エトセトラ
10年後は重要事項説明書はハードカバーの本1冊分になって、契約時間も丸一日かかってしまうんじゃないかと危惧します。
話を戻します、私達は賃貸でも売買でも重要事項を説明する際に物件の登記簿謄本を取り寄せ内容を説明します。
内容を説明しても、ほとんどのお客様は目が点になります。
登記簿謄本は物件の歴史でもあり、究極の個人情報なのです。(細かく書くと日を跨いでしまうので難しい所は割愛させて頂きます。)
物件の現在の所有者、以前の所有者、どのようにこの物件を手に入れたか(売買、交換、相続などが一般的です。)この物件に対する持ち分。
賃借権、差し押さえ、仮登記など入っていなか等。
ここが重要だと思うのですが、普通購入する際、銀行から借りて、銀行が抵当権の設定を・・・・・・・
長くなりそうなので、登記簿を見ると、所有者が銀行からいくら借りているのかが分かってしまうのです。それだけでは無く、共同担保目録が・・・・また難しくなってきましたので割愛。
要約すると、この物件を持っている人が最低、いくら借りているのが分かってしまうのです。
今日、キャッシュで物件を買う人は少ないのですが、法務局(今ではネットで数百円を払えば)閲覧できてしまうのです。
私ども不動産業者は職務上、調査の為、謄本を上げます。義務でもあります。
例えば、友人が自宅を購入したとして、登記簿謄本を上げれば、いくら銀行からお金を借りて、物件を手に入れたが分かってしまいます。逆算さんすれば、販売価格を知っていれば、いくら頭金があったかがおおまかに計算できてしまうのです。
よーく考えると恐ろしい話です。上記の件を何人かに話せば倍々ゲームで広がって行くでしょう。噂話に往々にして尾ひれつくのが定石で、勝手に噂が独り歩きしてしまうものです。
あまり、話に上がらないので、お役人さんはこの自己矛盾をどのようにお考えなのか聞いてみたいです。
では、帰ります。
明日は横浜市都筑区の区民祭りで、私が所属している公益社団法人神奈川県宅地建物取引業協会 横浜北支部 広報啓発委員会 委員 小林明 もお手伝いしているで、詳しく聞きたい方は、相談ブースもあります。しかし私に声をかけないで下さい。何分人見知りなものなので・・・・・スキップ広場の横ですよ。輪投げブースに居ます。
では、また明日。

