わらしべ長者の京都神社仏閣巡り -2ページ目

わらしべ長者の京都神社仏閣巡り

ちょいワルおやじの徒然なる日記…

最近のマイブーム「御朱印集め」に京都を中心にあちこち走り回る(で、あろう)日記(になる予定)

果たしてこの先どんな物語があるのやら…

 久しぶりの京都”上洛”ですが、あいにくの雨模様…

京都タワーも曇って見えます。


今回の京都は観光だけでなく、ちょっとした用事があっての上洛デス。
 
それでもせっかく来た秋の京都ですから…

しかし、紅葉にはまだ早い感じ…





それなら紅葉している(かもしれない)場所へ行こう!
と思い立って向かいました高雄山神護寺へ…


今回、嵐山高雄パークウェイを使って向かいます。


途中、京都市内を一望できる場所がありました!
 
晴れていればもっと綺麗に見えたかな…






途中、紅葉している木々がちらほらと、




嵐山高雄パークウェイ 今日の天気と、まだ紅葉には早いからか 走る車はまばらでした…





展望台から保津川くだりの船が見えました!
 

 


パークウェイの高雄大駐車場に車を止めて 急な階段を下りて いざ神護寺へ!





目の前に参道の看板と階段が現れました
 

最初は軽快に昇り始めましたが

だんだん階段が急になってきました…


もうそろそろかな?と思いつつ歩を進めると…

またしても長く急な階段が!
 
だんだん登る速度も遅くなり、息も上がり気味に

太ももも少し張ってくる感じになり 11月だというのに ジワリと額に汗が出てきました…

少々参道を甘くみていたようで後悔…


途中 「おこしやす~ 休んでいきなはれ~」 と言わんとばかりに誘惑するように 茶店が数店ありました。赤い毛氈に座って休んでいる人もちらほら…


この誘惑に”本気”で惹かれつつも、”イカンイカン”と煩悩を打ち消しつつ先を急ぐと…

見えてきました楼門!
 
ラストスパートの階段を登り受付へ 後で調べると、ここまで約400段ほどあるそうです。
神護寺に参拝される方は履物にご注意を!


楼門をくぐると、視界が広がり参道が続きます。




道の途中、名王堂を横目に見ながら進みます。
 



ようやく金堂が見えました!
 
周囲の木々は紅葉が進んでいました。


神護寺(じんごじ)
山号   高雄山
宗派   高野山真言宗
本尊   薬師如来
創建年 天長元年(824年)
開基   和気清麻呂

平安京造営の最高責任者であった和気清麻呂が、いまの愛宕神社の前進、愛宕山白雲寺などとともに建てた愛宕五坊の一つで、「高雄山寺」とよばれたが、天長元年(824年)河内の神願寺が高雄山寺と合併されて、「神護国祚真言寺」と称したのが始まりとの事。
その後、和気一族は、叡山の最澄や空海をこの寺に招いて活躍の場として平安仏教の発祥の地となった。
弘法大師は唐から帰国して、大同4年(809年)に入山、以来、14年間住持されたそうです。



金堂
 
金堂内には本尊の薬師如来の他、数々の仏像、曼荼羅がありました。
また、歴史の教科書にも出てきた源頼朝像の複製も見る事ができました。



金堂から
 
紅葉の進み具合、桜で言えば”五分咲き”ってところでしょうか…



”かわらけ投げ”の地蔵院へ
 



途中、多宝塔もありました
 

 




そして地蔵院へ到着!”高雄名物かわらけ投げ”に挑戦!
 


素焼きのかわらけには”厄除”の文字がありました
 
100円を納めると2枚頂けます。



この谷に向かって円盤投げのようにして投げるのです。
 
先に、かわらけ売りのお姉さん?が「割れて売り物にならないかわらけだよ」と言って投げ方の見本を見せてくれました。割れているにもかかわらず、見事にUFOかフリスビーの如く綺麗に飛んで行きました…

お見事!と関心しつつ、自分が投げる(飛ばす)と、故障したUFOのようにブレブレで失速…
意外と難しいようです。

谷の下を覗くと”失速したUFO?”… 目前に多数の”かわらけ”が落ちていました。


再び金堂前へ…
 
この風景、よくガイドブックに見る風景かな?



近くにある大師堂、1年に1回の大師堂特別公開中でした!
 
拝観料500円で板彫弘法大師像を拝観できました。今年は11月1日~7日までの1週間、本日が初日です。中に入るとお坊様から板彫弘法大師像についての説明を受けました。

高野山の弘法大師像と比べると、まだ若き頃の弘法大師のお姿だからとの説明もありました。
唐から帰国して、ここに住まい、その後に高野山を造ったのだからその通りか…


そして御朱印です。

金堂内にて頂きました。また、御朱印所には紅葉の境内を表した御朱印帳も売っていました。




そして、また長い階段を降りていきます。
 
今度は膝がガクガクになりつつもゆっくりと降りていきました…

神護寺… 今回、初めて参拝しましたが、長い階段を登った分だけ参拝した時の有難みが大きかったように感じました。高野山といい、今回の神護寺といい、弘法大師さまは山深いところが好きなんだなーと苦笑い。時間に余裕を持って参拝されるのをお薦めします。


最後にもうひとつ…

参道の階段を下り、終わりに近づいた頃、これから階段を登っていく観光客とおぼしき若いカップルとすれ違いました。楽しそうに話しながら登っていく女性はハイヒールを履いていました…

ハイヒールでこれからあの400段を登るのだろうか…

果たして金堂まで辿り着けるのだろうか…

 この後、この2人はどうなったのだろうか…

プルプル震える足に堪えながら、余計な事をちょっと気にしながら神護寺を後にしました。


ご無沙汰してます…

ここのところ、寺社巡りについて書いてないな… 

ブログには書いていませんでしたが、京都には何度か”上洛?”しています。

と いうわけで 今回は7月に”上洛”したお話です。

今回 参拝したのは、京都の洛西にある広隆寺(楼門)


いつもは枯山水庭園を楽しみに寺社仏閣巡りをしているのですが、今回は仏像を見るのが目的。久しぶりに弥勒菩薩半跏思惟像を見たくなっての参拝です。


目の前を”癒しの嵐電”が走っていきました

広隆寺(こうりゅうじ) : 宗派は真言宗系単立。山号は蜂岡山。蜂岡寺(はちおかでら)、秦公寺(はたのきみでら)、太秦寺などの別称もあって、地名から太秦広隆寺とも呼ばれる。
帰化人系の氏族である秦氏の氏寺であり、平安京遷都以前から存在する京都最古の寺院。
創建年は603年、開基は秦河勝氏、本尊は聖徳太子(上宮王院本尊)。国宝第1号となった弥勒菩薩半跏像を蔵することで知られています。


 

聖徳太子ゆかりの寺院。
 
今回は車で参拝。広い駐車場があり、参拝者は駐車料無料です。


参道を進んで中へ…




楼門から入って目の前に現れたのは講堂 1165年に再建された京都市内に残る数少ない平安建築のひとつ。

堂内には国宝の阿弥陀如来坐像等が安置されているそうですが、堂内を拝観することはできません。
正面の格子戸から中を覗いてみましたが、暗くて中がよく見えませんでした…



気を取り直して 境内の奥に歩を進めると…



上宮王院太子堂があります。
広隆寺の本堂にあたるのがココのようです。



この堂内には本尊である聖徳太子像が祀られているそうですが、ここも本尊様のご尊顔を拝することはできませんでした…
毎年11月22日の聖徳太子御火焚祭の時には特別開扉されるようです。


堂の軒下にはいろいろな”木額?”が奉納されていました




ここまでは無料で参拝できます!


この先、いよいよ弥勒菩薩半跏思惟像とのご対面へ!

書院の門を横目に見ながら霊宝殿参拝の受付へ…
 

受付で拝観料を払って中へ進みます。

おっと、ここで車で参拝の方はご注意!
受付で駐車券を提示してスタンプを押してもらわないと駐車場が有料になってしまうようです。
駐車券には5,000円と書いてありました… 
くれぐれもご注意あれ!

途中、こんな石柱が…
 


左を見るとこんな感じ
 

今回は参拝できませんでしたが、この奥には聖徳太子を祀った八角形のお堂”桂宮院(国宝)”があるそうです。

法隆寺にある夢殿のミニチュア版みたいのかな?と想像しながら先へ進むと…



霊宝殿が見えました!
 

古い寺院の中にあって真新しく感じられるコンクリート造りの建物です
 


中へ歩を進めると…

薄暗く照明を落とした広々とした室内に数多くの大小様々な仏像が並んでいます。

まるで美術館の展示室に入ったような感覚、もちろん室内は撮影禁止!

室内には奈良、平安、鎌倉時代のおよそ50体ほどの仏像が祀られています。
仏像名を書いた木板には国宝、重要文化財の文字が数多く並んでいました…

1体1体、順に仏像と向き合って見て行くと、中心の一段高い場所に弥勒菩薩半跏思惟像がいらっしゃいました。
 
仏像の前には畳敷きがあって、参拝者の女性が数人座って菩薩像を拝んでいらっしゃいます…
私も座って間近から参拝を… と思いましたが、座して参拝する方々は女性ばかり…

若い女性も多い中、おっさんが割って入って座するのは場の雰囲気を壊すもの…
今回はちょっと遠目から眺めていました。

弥勒菩薩半跏思惟像を静かに眺めていると、左側から見たお顔が優しく微笑んでいるように見える…

ふと「左側から見たお顔が好きだな…」などと雑念を抱きながらも一通り参拝。

霊宝殿を出ると目前の池に蓮の花が咲いていました。
 

 
ちょうど蓮の花咲くの季節でした…


最後に御朱印です。

参拝受付で頂きましたが、毛筆ではなく判子でした…
御本尊名は、やはり弥勒菩薩。


今回の広隆寺。庭園や桜や紅葉の名所としてあまり名前の出てこない寺院だからか、参拝者もさほど多くなく、落ち着いて参拝できました。

見応えのある数多くの仏像に圧倒されつつも、美しい仏像を見ることができて、何となく満足げに広隆寺を後にした事が今でも印象に強く残っています。


時が経つと また行きたくなるのかもしれない広隆寺でした…












先月届いた郵便物…


おおーっ! 昨年受検した京都検定


まさか こんな郵便が来るとは…


中にはこんな案内状が入っていました
 


昨年受検したのは3級…


何とか合格できたので 今年は2級受検か…


これを言い訳に京都へ行くもよし!


今年の2級の公開テーマ問題は「京の食文化」
 


京都から離れてはや1年 食文化についての知識を得るのは簡単にはいかないかも…


ましてや2級となると 問題も難しいだろうなー


また この本と ”にらめっこ” かな…
 


試験日は12月14日の日曜日


さてさて、宿はどこにしようかな…


早速 インターネットの旅行サイトを開いてホテル探し…


受検するかしないか決めてもいないのに…


受検申込もしないうちから もう京都に行くつもりでいる自分に気付いて苦笑い…


どうやら心の中では気持ちは決まっているようです(笑)


この京都好きは病気かな? と最近真剣に悩んでいる自分…


受検申込します!


あー スッキリした!