◎【第426報】東北地方太平洋沖地震による原子力施設への影響について(5月30日14時00分現在)

前回からの主な変更点は以下のとおり。

1.原子力発電所関係
・1号機原子炉注水量について、夏期における各号機原子炉圧力容器・格納容器温度の制限値に対する余裕を一定程度維持するため、給水系配管からの流量を4.4m3/hから3.5m3/hに変更(5月29日14:47から15:43)(炉心スプレイ系配管からの注水量は、2.0m3/hで変更なし。)
・3号機原子炉注水量について、夏期における各号機原子炉圧力容器・格納容器温度の制限値に対する余裕を一定程度維持するため、給水系配管からの流量を1.9m3/hから2.9m3/hに変更(5月29日14:47から15:43)(炉心スプレイ系配管からの注水量は、5.0m3/hで変更なし。)

<警戒区域への一時立入について>
楢葉町(5月30日)

<飲食物への指示>
○出荷制限の指示(5月29日)
・栃木県さくら市において産出された施設栽培の原木シイタケ

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◎【第427報】東北地方太平洋沖地震による原子力施設への影響について(5月31日14時00分現在)

前回からの主な変更点は以下のとおり。

1.原子力発電所関係
・新規事項無し

<警戒区域への一時立入について>
富岡町(5月31日)
大熊町(5月31日)
浪江町(5月31日)

<飲食物への指示>
○出荷制限の指示(5月30日)
・岩手県一関市及び奥州市で産出されたセリ(野生のものに限る。)
・宮城県の仙台湾で漁獲されたヒラメ
・栃木県の荒井川(支流を含む。)で採捕されたウグイ(養殖により生産されたものを除く。)

○出荷制限の解除
・茨城県石岡市、那珂市及び城里町で産出された茶

 
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◇緊急時情報ホームページ
(過去の発表を御覧になる際、また設定変更・解除等の際は、こちらからお願い致します。)
http://kinkyu.nisa.go.jp/m/

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※このメールには返信できません。お問い合わせの際は、お手数ですが下記の連絡先までお願い致します。

◇原子力安全広報課
電話:03-3501-1505
   03-3501-5890

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原子力安全・保安院

皆さん、こんにちは。

ここ川崎北部は、二日間続いた不安定なお天気が一転、天気予報通り快晴。。。。っと言いたい所ですが、分厚い雲と雲の切れ間の太陽の繰り返しです。


関西では、上空のうす雲によって太陽の回りに光の輪が出来る「ハロー」と言う現象が出ているとの報告もあるようですね。

因みに、この様な観測があると地震の前兆と騒ぎになる事が多いのですが、この様な雲がかかった場合でのハロー現象は、既に気象学において説明がついているので、悪戯に騒ぐ事にないようにお願い致します。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9A%88


但し、雲そのものの発生起因まで前兆では無いと断定している訳ではありません。

幸い、現在西日本にかかってる雲の帯は、大陸から張り出す高気圧の縁に沿ったもので、恐らく気象性であると思いますが、他に気になる雲があります。


雲については、否定・肯定様々かと思います。

私自身も観測される地震雲らしき雲の凡そ9割は気象性であると考えております。

しかし、先日の千葉北西部震度4クラスの発震前日と前々日に観測された波紋雲・断層雲などを見ると、9割が気象性であったとしても、残りの1割に対する信頼感はむしろ高まったと考えるべきかも知れません。


その事を前提に、以下の写真をご覧下さい。



Marianafanの地震と原発のお話

気になるのは赤線で囲った部分です。

静止画では明かり辛いのですが、24時間に数回同じ場所で湧き上がる様に雲が発生しております。

気象庁等の連続画像がご覧になれる環境の方はどうぞご確認下さいませ。

ユーラシアプレートに沈み込むフィリピン海プレート上で、モクモクと雲が湧き出てきます。

更に、亀裂が入る様に台湾方面に風向きと逆行して雲が広がる様も判るかと思います。


タイトルにもある通り、まさに断定等到底出来ない事象ではありますが、気圧配置を見ると等圧線が東に動いているのにも関わらず、更に、雲の発生に繋がる山脈等の無い海洋上の同一点で、数回雲が湧き出ると言う事は、充分観測強化に繋がる事象であると考えます。

海底火山も含めて、今後の海水温・雲・微震のチェックをして参りたいと思っております。


さて、その他の地域についてもお話ししていきましょう。

今日は、いきなり具体的なお話からです。


当面警戒頂きたい地域です。


◆長野県安曇付近を中心に、半径50~100km圏の内陸発震

◆相模湾沖~伊豆諸島・小笠原周辺域

◆房総半島中部~左回りに東京湾全域

◆沖縄南東はるか沖

◆北海道南東内陸~南東沖

◆岐阜県内陸~東海はるか沖までのの直線上


これらは、振動波形の微振動や諸観測データの変調から推測するもので、直近を示すデータは無いものの、ある程度のスパンを考えれば、かなりの確率で警戒すべきエリアでは無いかと思っております。


考えられる発震規模は、M5~M7クラス。

深さは、比較的深くで発震するのではと見ていますが、誘発的に浅発となる場合も否定出来ないと思っております。

希望的観測も含めて、被害地震程にならなそうな気配で推移しておりますが、ある程度の期間を踏まえながら準備・心構えを続けて頂きたく思っております。


上記で申しあげた諸データとは、

◇千葉香取電波観測の変調が24時間程続き、11時頃から収束(平時のデータ)してきていること。

◇長野松本大気イオンの増加が、以前断続的に続いている事。

◇先日の千葉北西部の発震時の長野県全域各観測点の振動波形を見ると、「松本安曇」が最も激しく振動し、周囲は松本安曇から離れれば離れるほど振幅幅が小さくなる傾向があった。

 更に、他の時間でもこの地域及び同域から南西方面での微振動が検出されている傾向がある。

◇電磁波・植物生体電位等各観測点でも、異常を感知したり、逆に収束したりしている。

 ○厚木MF帯電磁波…一時期に比べると非常に穏やかな状況→収束?

 ○厚木LF帯電磁波…29日21時過ぎに非常に強い反応があった。

 ○相模原MF帯電磁波…5月11日の大きな反応以降、相変わらず荒れているのですが、一定のリズム感があるようにも見えるので、これが平時とも見れます。

 ○相模原植物生体電位…21日以降反応が続いていて、最大電位も上昇の途にあります。

 ○新宿地電位…27日の昼前に大きく急減し、その後は緩やかに上昇しています。

◇千葉銚子での微小地震が、この24時間に増加している。

◇柿岡地電流…直近は細かな反応を繰返している。

 (今までは、スケール50に統一して大きな反応ばかり追っかけておりましたが、スケール20だと現れる突発的かつ鋭角なグラフの上下動も観測すべきと考え始めました)


★スケールを統一した柿岡地電流データ(参考比較)

☆震災前(昨年1月24日~30日)
Marianafanの地震と原発のお話

☆震災時(昨年3月6日~12日)

Marianafanの地震と原発のお話

☆直近(5月24日~今日現在)

Marianafanの地震と原発のお話

◇国土地理院GPSデータ…先月との比較で、目立った隆起があった観測点

 ○兵庫県淡路島一ノ宮

 ○岐阜県関が原

 ○東京小金井

 ○新潟県小千谷


以上、上記のデータから現時点で考えられる予測が前述(赤字)のエリアとなります。


重複しますが、準備と心構えを解かず、これからも笑顔でお過ごし下さいませ。

先日、一度警戒レベルをランクダウンさせると申しあげましたが、その直後に千葉北西部が動いた為そのままにしてありましたが、今日は一時的に2ランク下げたいと思います。


しかし、これは直近を示唆するデータが生じた際、一目でお伝え出来る様にする措置で、警戒が必用無くなった訳ではありませんのでご了承下さいませ。


それでは また。


Marianafan HIRO













◎【第424報】東北地方太平洋沖地震による原子力施設への影響について(5月28日14時00分現在)

前回からの主な変更点は以下のとおり。

1.原子力発電所関係
・2号機タービン建屋地下の滞留水を雑固体廃棄物減容処理建屋へ移送(5月27日14:34から)(移送状況についてはパトロールを実施し、漏えい等の異常がないことを確認済み。)
・2号機タービン建屋地下の滞留水を集中廃棄物処理施設へ移送(5月23日10:15から5月26日9:28)
・4号機使用済燃料プールスキマサージタンク水位が上昇傾向にある事を確認(5月26日11:00頃)。使用済燃料プールで運転中の塩分除去装置の状態について確認の結果、入口側流量計の不調を確認したため、同装置を停止(同日15:21)。流量計については修理等を実施。また、スキマサージタンク水位上昇についても調査予定。

2 原子力安全・保安院等の対応
・原子力安全・保安院(以下「保安院」という。)は、25日、東京電力(株)福島第一原子力発電所第4号機使用済燃料プールの耐震安全性について、これまでに、水素爆発による損傷状況等を模擬した上で評価を実施し、東北地方太平洋沖地震と同程度(震度6強)が発生しても評価上は耐震余裕があることを専門家の方々のご意見を伺った上で、確認している。また、念のために使用済燃料プール底部の補強工事を既に実施済であり、第4号機建屋が傾いていないということについても、プール水位を測定するなどし、確認してきたところ。
第4号機建屋の健全性については、東京電力が年4回程度、建屋の傾きの確認、コンクリートの強度検査(非破壊検査)、目視によるひびの確認等を継続的に実施することとしており、25日、5月17日から3日に実施した点検結果を公表。建屋の傾きの確認、目視によるひび割れの確認等を実施し、建屋全体の傾き、ひび、強度低下などは確認されなかったとする一方、外壁面の一部に水素爆発の影響によるものと思われる局所的な膨らみによる傾きが確認されたとしている。
保安院としては、第4号機建屋の耐震安全性については、他の外壁面はほぼ垂直であり、建屋全体が顕著に傾いていることはないこと等から、直ちに重大な影響があるとは考えられないものの、より詳細な原子炉建屋の状況が明らかになってきたことを受け、念のため、更に詳細な現場確認を実施した上で、外壁面の健全性及び建屋全体等の耐震安全性についての評価を再度実施するよう、保安院長名にて指示文書を発出し、報告を求めた。


<警戒区域への一時立入について>
大熊町(5月26日)
双葉町、浪江町(5月27日)

<飲食物への指示>
○出荷制限の解除(5月25日)
・千葉県八街市において産出された茶

 
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◇緊急時情報ホームページ
(過去の発表を御覧になる際、また設定変更・解除等の際は、こちらからお願い致します。)
http://kinkyu.nisa.go.jp/m/

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※このメールには返信できません。お問い合わせの際は、お手数ですが下記の連絡先までお願い致します。

◇原子力安全広報課
電話:03-3501-1505
   03-3501-5890

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原子力安全・保安院