皆さん、こんにちは。

ここ川崎北部は、二日間続いた不安定なお天気が一転、天気予報通り快晴。。。。っと言いたい所ですが、分厚い雲と雲の切れ間の太陽の繰り返しです。


関西では、上空のうす雲によって太陽の回りに光の輪が出来る「ハロー」と言う現象が出ているとの報告もあるようですね。

因みに、この様な観測があると地震の前兆と騒ぎになる事が多いのですが、この様な雲がかかった場合でのハロー現象は、既に気象学において説明がついているので、悪戯に騒ぐ事にないようにお願い致します。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9A%88


但し、雲そのものの発生起因まで前兆では無いと断定している訳ではありません。

幸い、現在西日本にかかってる雲の帯は、大陸から張り出す高気圧の縁に沿ったもので、恐らく気象性であると思いますが、他に気になる雲があります。


雲については、否定・肯定様々かと思います。

私自身も観測される地震雲らしき雲の凡そ9割は気象性であると考えております。

しかし、先日の千葉北西部震度4クラスの発震前日と前々日に観測された波紋雲・断層雲などを見ると、9割が気象性であったとしても、残りの1割に対する信頼感はむしろ高まったと考えるべきかも知れません。


その事を前提に、以下の写真をご覧下さい。



Marianafanの地震と原発のお話

気になるのは赤線で囲った部分です。

静止画では明かり辛いのですが、24時間に数回同じ場所で湧き上がる様に雲が発生しております。

気象庁等の連続画像がご覧になれる環境の方はどうぞご確認下さいませ。

ユーラシアプレートに沈み込むフィリピン海プレート上で、モクモクと雲が湧き出てきます。

更に、亀裂が入る様に台湾方面に風向きと逆行して雲が広がる様も判るかと思います。


タイトルにもある通り、まさに断定等到底出来ない事象ではありますが、気圧配置を見ると等圧線が東に動いているのにも関わらず、更に、雲の発生に繋がる山脈等の無い海洋上の同一点で、数回雲が湧き出ると言う事は、充分観測強化に繋がる事象であると考えます。

海底火山も含めて、今後の海水温・雲・微震のチェックをして参りたいと思っております。


さて、その他の地域についてもお話ししていきましょう。

今日は、いきなり具体的なお話からです。


当面警戒頂きたい地域です。


◆長野県安曇付近を中心に、半径50~100km圏の内陸発震

◆相模湾沖~伊豆諸島・小笠原周辺域

◆房総半島中部~左回りに東京湾全域

◆沖縄南東はるか沖

◆北海道南東内陸~南東沖

◆岐阜県内陸~東海はるか沖までのの直線上


これらは、振動波形の微振動や諸観測データの変調から推測するもので、直近を示すデータは無いものの、ある程度のスパンを考えれば、かなりの確率で警戒すべきエリアでは無いかと思っております。


考えられる発震規模は、M5~M7クラス。

深さは、比較的深くで発震するのではと見ていますが、誘発的に浅発となる場合も否定出来ないと思っております。

希望的観測も含めて、被害地震程にならなそうな気配で推移しておりますが、ある程度の期間を踏まえながら準備・心構えを続けて頂きたく思っております。


上記で申しあげた諸データとは、

◇千葉香取電波観測の変調が24時間程続き、11時頃から収束(平時のデータ)してきていること。

◇長野松本大気イオンの増加が、以前断続的に続いている事。

◇先日の千葉北西部の発震時の長野県全域各観測点の振動波形を見ると、「松本安曇」が最も激しく振動し、周囲は松本安曇から離れれば離れるほど振幅幅が小さくなる傾向があった。

 更に、他の時間でもこの地域及び同域から南西方面での微振動が検出されている傾向がある。

◇電磁波・植物生体電位等各観測点でも、異常を感知したり、逆に収束したりしている。

 ○厚木MF帯電磁波…一時期に比べると非常に穏やかな状況→収束?

 ○厚木LF帯電磁波…29日21時過ぎに非常に強い反応があった。

 ○相模原MF帯電磁波…5月11日の大きな反応以降、相変わらず荒れているのですが、一定のリズム感があるようにも見えるので、これが平時とも見れます。

 ○相模原植物生体電位…21日以降反応が続いていて、最大電位も上昇の途にあります。

 ○新宿地電位…27日の昼前に大きく急減し、その後は緩やかに上昇しています。

◇千葉銚子での微小地震が、この24時間に増加している。

◇柿岡地電流…直近は細かな反応を繰返している。

 (今までは、スケール50に統一して大きな反応ばかり追っかけておりましたが、スケール20だと現れる突発的かつ鋭角なグラフの上下動も観測すべきと考え始めました)


★スケールを統一した柿岡地電流データ(参考比較)

☆震災前(昨年1月24日~30日)
Marianafanの地震と原発のお話

☆震災時(昨年3月6日~12日)

Marianafanの地震と原発のお話

☆直近(5月24日~今日現在)

Marianafanの地震と原発のお話

◇国土地理院GPSデータ…先月との比較で、目立った隆起があった観測点

 ○兵庫県淡路島一ノ宮

 ○岐阜県関が原

 ○東京小金井

 ○新潟県小千谷


以上、上記のデータから現時点で考えられる予測が前述(赤字)のエリアとなります。


重複しますが、準備と心構えを解かず、これからも笑顔でお過ごし下さいませ。

先日、一度警戒レベルをランクダウンさせると申しあげましたが、その直後に千葉北西部が動いた為そのままにしてありましたが、今日は一時的に2ランク下げたいと思います。


しかし、これは直近を示唆するデータが生じた際、一目でお伝え出来る様にする措置で、警戒が必用無くなった訳ではありませんのでご了承下さいませ。


それでは また。


Marianafan HIRO