皆さん、こんにちは。

相変わらず、連休となるとサボりがちでご迷惑をおかけしております。


さて、取り急ぎタイトルの解説を。

先ずは以下の画像をご覧下さい。


☆気象庁 潮位観測情報 鹿島
Marianafanとみんなによる地震と原発のお話-鹿島潮位実況0917-19


☆気象庁 潮位観測情報 大洗港
Marianafanとみんなによる地震と原発のお話-大洗港潮位実況0917-19



上の二つは、天文潮位と呼ばれる予測潮位と実測潮位の差異を表したものです。

この様な状況を招く一番の理由は、気圧の変動が考えられます。

先の台風で高潮があった様に、気圧の高い低いで潮位は変わってくるからです。

(究極的に珍しい程の事象では無く、潮位差は多々あります。)

しかしながら、今回に関しては、二つの理由からその定石が当てはまらないと見ています。

1.周囲の同気圧と考えられる観測点では、大きな差異がない。

2.現状の気圧はやや高めであるものの、これ程の潮位差は考えにくい


この様に気圧とは考えられない潮位差がある場合、次に有力なのが海底変異となります。

他に、遠方地震等による津波もありますが、この場合予測潮位より上がる事になりますので、この場合当てはまりません。


何らかの海底変異が生じ潮位に差が出たとすれば、地殻や岩盤の崩壊が伴う事が考えられ、それは他の観測データにも現れるはずです。

そこで、以下の柿岡地電流です。


☆気象庁地磁気観測所 柿岡地電流
Marianafanとみんなによる地震と原発のお話-0918kakioka

日本時間の13時半頃に、比較的大きめの降下が入っているのが判ります。

但し、この一点を持って関連性を疑うのは非常に乱暴な話です。

仮にこの潮位差が、断続的な地殻の動きによる潮位差である場合、ズルズルと地電流にも継続反応が入るはずですし、同じ様なタイミングで、GOES衛星磁場や高エネルギー電子の観測に反応が入っているからです。


衛星磁場や高エネ電子に乱れがある場合、単純には太陽活動による影響が考えられます。

最新の観測では、同時刻に若干南向きの磁場が強まった事象がありますが、これにも頷ける程の説得力はありません。

磁場の強まりは-3程度で、とても地電流20mV/kmに、あれ程の急反応を起こすものではないからです。


それでは・・・

ここからはだいぶ飛躍した話になりますが、

仮に、ゆっくりとした地殻変動が生じたとします。

それが、13時半頃に大きめの動きを起こし、地電流に現れ、

それが逆に電離層に影響したとする考えです。


なって欲しくない仮説ですが、可能性がないとう言いいれない状況だと思います。

この仮説を否と立証出来るよう、今後の地電流、香取電波やTECデータ等を監視して参りたいと思います。


現在のTECは、北緯45度をはじめとする一連の擾乱が落ち着きを見せており、これが発震前の収束なのか、先延ばしなのか見極めている段階です。


また、大気イオンや電磁波にも顕著な反応は現れていません。



一方、西日本域になりますが、以下の通り、京都の観測データに不穏なものがあります。


☆環境防災研究会 京都観測点 地電位
Marianafanとみんなによる地震と原発のお話-0918kyouto chideni


☆環境防災研究会 京都観測点 植物生体電位

Marianafanとみんなによる地震と原発のお話-018kyouto shokubutudeni


ここの所ずっと継続して、中波等に大きなノイズが観測され続けており、次の段階に入ったとも考えられますので、今後の無感を含めた発震兆候を見守りつつ監視を強めてまいりたいと思っております。


世界的には、この24時間でM4以上の発震が13回と、非常に活動的になっております。


今日の段階で、今まで表記してまいりました警戒域・規模に変更はありませんが、これらが近づいたのか遠のいたのか判断する段階に来ているという認識があります。


ここ数日で判断出来ると思いますので、今のところは警戒継続となります(詳細は前ブログを)


最後に、もはや定説化されてしまっている、今回の震災が想定外であったと言う考え方に少しだけ意見を。

私の認識では、この地震は想定外ではなく、いち早く想定外と唱えた先生方は、予測できなかった事を戒め、今後に生かして頂きたいと強く思います。


言わんとしている事は、こういう事です。


東北地方の太平洋津波警戒域には、日本原電の東海第一・第二、東電の福島第一・第二・東通(建設中)、東北電力の女川・東通、電源開発の大間(建設中)と言った原子力発電所があります。


これらの建築許可を得る為に抹殺されたデータをご紹介すれば、それが無謀である事が判って頂けると思います。


以下、ウィキペディアより抜粋


◆1 紀元前4世紀~紀元前3世紀頃 三陸から房総にかけてM9級の超巨大海溝型地震と津波発生の可能性。(宮城県気仙沼市大谷海岸で津波による堆積物が発見された為)


◆2 4世紀~5世紀頃 三陸から房総にかけてM9級の超巨大海溝型地震と津波発生の可能性。(宮城県気仙沼市大谷海岸で津波による堆積物が発見された為)

◆3 869年7月13日 貞観地震 - M 8.3~8.6、陸奥国(青森県・岩手県・宮城県・福島県)地大震動、地震に伴う津波(貞観津波)の被害が甚大で死者約1,000人 津波堆積物調査から震源域が岩手県沖~福島県沖、または茨城県沖の連動型超巨大地震の可能性も指摘される 東北地方太平洋側で繰り返し発生していると推定されるM9クラスの地震の候補とされる。


◆4 2011年3月11日東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)発生


◆1と◆2の間は、約900~1000年。

◆2と◆3の間は、約400~500年。

◆3と◆4の間は、約1142年。


約30~40年間隔で発生するM7クラスの宮城県沖地震には、過去3度この様な発震があったのです。


事例から見れば、「近年超大型震の来る可能性がある地域」と言えた筈です。

先の話ではありますが、次の周期後には、想定内とされ、防災がなされている事を祈るばかりです。


地震分析をライフワークとしながら、この事を啓蒙できなかったことを悔いています。

被災された方、ごめんなさい。



これからもしっかり準備と心構え、そして素敵な笑顔をもって、頑張っていきましょう。


Marianafan HIRO

皆さん、こんにちは。

こちら、神奈川県川崎北部は、午前中スコールの様な雨が降りましたが、その後は日傘とサングラスが大活躍となっております。


さて、昨日もお知らせ致しました台風16号ですが、北緯22度を過ぎた状態でも905hPa・最大瞬間風速75m/sと言う猛烈な台風を維持しております。


また、大きさも大型で、中心が九州遥か西方沖でも、危険半円に属する強い雨をもたらす雨雲が九州全域にかかる見込みで、これから明日いっぱいは大雨に、また明後日迄は強風にも最大の警戒が必要です。


沖縄、南西・奄美諸島は元より、九州の皆さん、最大警、早めの避難をお願い致します。


この台風の雲は、日本列島とほぼ同じくらいの大きさですから、決して軽く見てはいけません。

Marianafanとみんなによる地震と原発のお話

※気象庁HPより

続いて、地震のお話になります。

予測域・規模につきましては継続となります。

毎度お馴染みの再掲載です。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


◆中央構造線

 紀伊半島沖~瀬戸内海~豊後水道・日向灘・九州南部

 構造線の北西側になりますが、京都・兵庫



◆中央地溝帯(フォッサマグナ帯)

 関東甲信越(富山・長野・新潟西部・山梨・埼玉西部・静岡等々)


Marianafanとみんなによる地震と原発のお話-中央構造線と中央地溝帯
※ウィキペディアより引用(ウィキペディア本文内の画像説明を画像内に転記)

◆上記の各延長上にある海洋部(特にプレート境界部のアスペリティ(固着部))

 ◇千葉沖・東京湾・相模湾駿河湾・琉球海溝


北海道東方沖(択捉島~十勝沖まで)


◆震災震源域内

 岩手北東沖・宮城沖・福島沖の残存アスペリティ(固着部)


◆秋田・山形


◆茨城・千葉沖


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


上記の中で、(今日の段階で)警戒ラインが高くなってるものを解説します。


北海道東方沖(択捉島~十勝沖まで)

 北緯45度付近のTEC反応の収束感と言うのが一番の理由になります。

 

◆震災震源域内

 岩手北東沖・宮城沖・福島沖の残存アスペリティ(固着部)


◆茨城・千葉沖(一部の栃木)

 柿岡データや香取観測からの警戒です。


◆長野・静岡

 発震傾向からの警戒です。


これらの警戒域は、約一週間位を目処に最大警戒かと考えています。






現段階では、最大でM6前後(茨城・千葉沖はM5)では無いかと見ています。

北海道並びに北方の火山が活発化する場合は、北海道~福島にかけては、それ以上の大型震となる場合もありますし、津波の心配もありますので十分な注意をお願い致します。

また、三宅島・大島・伊豆半島東方沖海底火山・硫黄島近海海底火山等の相模湾~太平洋】の火山活動が活発化した場合は、上記の中央地溝帯(フォッサマグナ帯)全域での警戒が高まると見ていますので注視して下さい。



付け加えですが、海水温からの考察も。


現在、関東東方太平洋沖において、海面下400m海水温が幾分高まっているように見えます。


一ヶ月前の8月14日の海面下400m海水温図(気象庁より)


Marianafanとみんなによる地震と原発のお話-subsD400_20120814


昨日の海面下400m海水温図(気象庁より)

Marianafanとみんなによる地震と原発のお話-subsD400_20120914

この白丸エリアは、親潮と黒潮の払い出し部に当たります。

ですので、主に高温になりやすい黒潮、つまり、西日本太平洋岸流の水温が上がれば当然上がるのですが、見た目大きな差異が無いように言えます。

それなのに払い出しの温度が上がるのは、なぜでしょう?

もう一つの要因として、白丸エリアの気温そのものが高い事も考えられますが、データ上は極端な前月差が無いようです。


それでは、残る一つの要因、親潮はどうでしょう?

確かに、白丸上部の北域海面下400mの水温も若干高そうです。

それを顕著に現すのが平年差です。

以下は、7月14日・8月14日・9月14日の海面水温の平年差(気象庁より)を見た資料です。


Marianafanとみんなによる地震と原発のお話-sstD_anm_20120714

Marianafanとみんなによる地震と原発のお話-sstD_anm_20120814

Marianafanとみんなによる地震と原発のお話-sstD_anm_20120914


これを見る限り、北域の界面温度が平年よりかなり高い事が判ります。

そして、上記9月14日の海面水温平年差の赤表示部分と現在の発震警戒域が酷似している事に驚かされます。

偶然なら良いのですが、海底の岩盤の高温化やガスの噴出が要因でない事を祈るところです。



それでは、数日感は台風に地震にと、警戒日となってしまいますが、あまり背負い込むことなく、しっかり準備と心構え、そして笑顔で頑張っていきましょう。


最後に先日頂いたお便りをご紹介させて頂きます。

(一部要約)

「千葉南西部のM5.1地震の時は、事前にブログでお示し頂けていた茨城・千葉沖M5クラスの情報のおかげで、パニックにならずに済みました。

もちろん参考程度であると意識し、不足に備える気持ちはありましたが、最大でもM5クラスだと言う心構えが、心にゆとりを与えてくれました・・・」


非常に嬉しく思います。

これ見よがしに予測が当たったなどと申し上げているのでは無く、事前のデータから予測される地域・規模を知っていることで、慌てず行動が出来たと言うお話が嬉しいんです。

防災は、何より落ち着いた判断からです。


私のブログが、単なる当たった外れたと言う予測屋さんにでは無く、皆さんがいざという時に慌てず行動が取れる為の知識・情報の発信元となれるように、今後も頑張っていきたいと思っております。


Marianafan HIRO


皆さん、こんにちは。


最近は、月・火・金・土の更新が常になってる感じです。

ごめんなさい m(_ _ )m


さてさて、この連休中に沖縄・南西諸島・奄美方面にお出かけ予定の皆さん。

どうぞ、情報収集をまめにして、日程に余裕を持ってお出かけ下さいませ。

くれぐれも海関係のレジャーは慎重に、無理は決してなさらない様にお願い致します。


その台風について、お話していきます。


この「台風16号(サンバ)」は、つい先日まで970hPaの中規模台風でしたが、突如急激に発達しました。

現在(14日12時)の情報では、大型で猛烈な台風で、中心気圧900hPa・最大風速55m/s・瞬間最大風速80m/sと言う、被災レベルの台風になっております。


最近日本近海を通過した同規模台風としては、

1998年10号

1990年19号

1983年10号

1983年05号

があげられます。

その中で、現在の北緯18度付近での気圧とコースが酷似しているのが、1883年の10号(Forrest)かと思います。

この台風も、中型から突然発達、日本近海では非常に珍しい最低気圧885hPa・最大風速57m/sを記録しました。

この台風は、発生場所こそ東経143度42分・北緯11度の南海上で、この16号の東南海上より南ですが、まっすぐ北上した後、九州の東(北緯29度付近)で突如右折、大方の予測を裏切り九州に上陸しました。

その後、急速に衰え温帯低気圧になりながらも九州を横断し四国・近畿に被害を出しました。


現在の16号に関しての予報は、このまま九州の東方沖を北進し、朝鮮半島に近づくか上陸するのではと予測されております。


しかし、中国南西にある高気圧の張り出しによっては、1883年の10号程完全な右折と行かなくとも、東よりに向かう可能性もあると思います。

ですので、仮に悪い予測があたって場合は、17日18日に九州・四国・山陰・山陽方面に大きな影響が出ますので、行き先が安定するまでは、どうぞ情報から孤立しないようにお願い致します。


さて、地震の概況ですが、こちらも予測に変更は有りません。

昨夜の千葉北西部M5.1で、お知らせしている地震予測に影響があるのではと言うお問い合わせもありましたが、私の考えでは、一連の動きの一環ではあるものの、これで収束していくようなレベルではないと見ています。


TEC反応ですが、依然として北緯45度での反応が大きく、少し落ちついて来てる感はありますが、北海道周辺域での警戒は今までよりも強くなっています。

他の地域については、今迄反応を繰り返していた新潟・長野・関東・九州等で、反応が無くなりました。

こう言った状況で、素直に良かったぁと思えない自分が嫌だったりもしますが、地震予測の常に収束→発震というものがあるので、しばらくは注視して参りたいと思っています。


太陽活動では、13日16時のフィラメント噴出とCMEの影響が、16~17日に到達する可能性があります。

その場合、南向きの強い磁場が生じる可能性がありますので、合わせた地殻の反応に注視が必要になってくるでしょう。


以前からお知らせしている予測域をコピペしておきます。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


◆中央構造線

 紀伊半島沖~瀬戸内海~豊後水道・日向灘・九州南部

 構造線の北西側になりますが、京都・兵庫


◆中央地溝帯(フォッサマグナ帯)

 関東甲信越(富山・静岡・長野・新潟西部・埼玉西部等々)

Marianafanとみんなによる地震と原発のお話-中央構造線と中央地溝帯
※ウィキペディアより引用(ウィキペディア本文内の画像説明を画像内に転記)

◆上記の各延長上にある海洋部(特にプレート境界部のアスペリティ(固着部))

 ◇千葉沖・東京湾・相模湾駿河湾・琉球海溝


北海道東方沖(択捉島~十勝沖まで)


◆震災震源域内

 岩手北東沖・宮城沖・福島沖の残存アスペリティ(固着部)


◆秋田・山形


◆茨城・千葉沖

 ※規模は、現在出ているデータのままならM4~5レベルが推測。

 今までのブログでお話しました様に、このエリアにM6超の発震エネルギーは無いと考えておりますので、同内陸震域である限り、最大でもM5レベルであると見ています。

 一方、内陸から千葉沖方面の南東方向に動いていく場合や長野・山梨・埼玉等の内陸震を捉えている場合は、それに限らないので、震源の移動状況を注視すると共に十分な警戒をお願い致します。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


昨夜の発震は、まさに◆茨城・千葉沖の部分の発震と考えられます。

ただ、状況は今後も続くと見て良いでしょう。


これからもしっかり準備と心構えで、一緒に頑張っていきましょうね。

疲れた時は、お気に入りの環境でお茶でもして、笑顔の補充をね。


それでまた。


Marianafan HIRO