皆さん、こんにちは。
最近は、月・火・金・土の更新が常になってる感じです。
ごめんなさい m(_ _ )m
さてさて、この連休中に沖縄・南西諸島・奄美方面にお出かけ予定の皆さん。
どうぞ、情報収集をまめにして、日程に余裕を持ってお出かけ下さいませ。
くれぐれも海関係のレジャーは慎重に、無理は決してなさらない様にお願い致します。
その台風について、お話していきます。
この「台風16号(サンバ)」は、つい先日まで970hPaの中規模台風でしたが、突如急激に発達しました。
現在(14日12時)の情報では、大型で猛烈な台風で、中心気圧900hPa・最大風速55m/s・瞬間最大風速80m/sと言う、被災レベルの台風になっております。
最近日本近海を通過した同規模台風としては、
1998年10号
1990年19号
1983年10号
1983年05号
があげられます。
その中で、現在の北緯18度付近での気圧とコースが酷似しているのが、1883年の10号(Forrest)かと思います。
この台風も、中型から突然発達、日本近海では非常に珍しい最低気圧885hPa・最大風速57m/sを記録しました。
この台風は、発生場所こそ東経143度42分・北緯11度の南海上で、この16号の東南海上より南ですが、まっすぐ北上した後、九州の東(北緯29度付近)で突如右折、大方の予測を裏切り九州に上陸しました。
その後、急速に衰え温帯低気圧になりながらも九州を横断し四国・近畿に被害を出しました。
現在の16号に関しての予報は、このまま九州の東方沖を北進し、朝鮮半島に近づくか上陸するのではと予測されております。
しかし、中国南西にある高気圧の張り出しによっては、1883年の10号程完全な右折と行かなくとも、東よりに向かう可能性もあると思います。
ですので、仮に悪い予測があたって場合は、17日18日に九州・四国・山陰・山陽方面に大きな影響が出ますので、行き先が安定するまでは、どうぞ情報から孤立しないようにお願い致します。
さて、地震の概況ですが、こちらも予測に変更は有りません。
昨夜の千葉北西部M5.1で、お知らせしている地震予測に影響があるのではと言うお問い合わせもありましたが、私の考えでは、一連の動きの一環ではあるものの、これで収束していくようなレベルではないと見ています。
TEC反応ですが、依然として北緯45度での反応が大きく、少し落ちついて来てる感はありますが、北海道周辺域での警戒は今までよりも強くなっています。
他の地域については、今迄反応を繰り返していた新潟・長野・関東・九州等で、反応が無くなりました。
こう言った状況で、素直に良かったぁと思えない自分が嫌だったりもしますが、地震予測の常に収束→発震というものがあるので、しばらくは注視して参りたいと思っています。
太陽活動では、13日16時のフィラメント噴出とCMEの影響が、16~17日に到達する可能性があります。
その場合、南向きの強い磁場が生じる可能性がありますので、合わせた地殻の反応に注視が必要になってくるでしょう。
以前からお知らせしている予測域をコピペしておきます。
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◆中央構造線
紀伊半島沖~瀬戸内海~豊後水道・日向灘・九州南部
構造線の北西側になりますが、京都・兵庫
◆中央地溝帯(フォッサマグナ帯)
関東甲信越(富山・静岡・長野・新潟西部・埼玉西部等々)
※ウィキペディアより引用(ウィキペディア本文内の画像説明を画像内に転記)
◆上記の各延長上にある海洋部(特にプレート境界部のアスペリティ(固着部))
◇千葉沖・東京湾・相模湾・駿河湾・琉球海溝
◆北海道東方沖(択捉島~十勝沖まで)
◆震災震源域内
岩手北東沖・宮城沖・福島沖の残存アスペリティ(固着部)
◆秋田・山形
◆茨城・千葉沖
※規模は、現在出ているデータのままならM4~5レベルが推測。
今までのブログでお話しました様に、このエリアにM6超の発震エネルギーは無いと考えておりますので、同内陸震域である限り、最大でもM5レベルであると見ています。
一方、内陸から千葉沖方面の南東方向に動いていく場合や長野・山梨・埼玉等の内陸震を捉えている場合は、それに限らないので、震源の移動状況を注視すると共に十分な警戒をお願い致します。
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昨夜の発震は、まさに◆茨城・千葉沖の部分の発震と考えられます。
ただ、状況は今後も続くと見て良いでしょう。
これからもしっかり準備と心構えで、一緒に頑張っていきましょうね。
疲れた時は、お気に入りの環境でお茶でもして、笑顔の補充をね。
それでまた。
Marianafan HIRO