アメリカ・核・北朝鮮 | 微塵のごとく

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大震災からブログをお休みしていました。あれから、8ヶ月。ブログを再開しようかなと思いますが、さぁて?!

伝言 (岩波新書)/永 六輔
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あすから、米韓合同演習が、黄海で行われる。


北朝鮮が、韓国を砲撃したのも、この合同演習に対する


自国の軍事力を誇示するための、一つの示威行為であったのかもしれない。


そして、その様子を、じっと伺っているのが、中国。。。



少し古い新書だが、永六輔著の「伝言」の中から、


アメリカ・核・北朝鮮についてのコメントを取り出してみよう。


今の、国際情勢を見事に言い当てている。(笑



★アメリカ


 「米軍基地への(思いやり予算)というのは、


 英語ではなんと言うんだろう?


 プライドの高いアメリカが、(思いやり)なんて言われて、


 よく平気でいるよね」



★核


 「そんなに欲しいなら、核兵器を作ってもいいよ。


 でも、日本で作るんだったら、愛想のない核兵器じゃなくてさ。


 漆を塗って、金箔を散らして、ナンバーなんかは螺鈿・象嵌。


 日本美術の粋をこらしてさ。


 もったいなくて、ボタンなんか押せないような核兵器を作れってんだ」



★北朝鮮


 「援助とか、支援とかいう言葉が通じない国に、


 援助したり、支援したりするでしょう。


 ちゃんと説明してるんですかね」


 イスラム世界には「喜捨」に近い意味の言葉があり、

 喜捨とは「当然の行為」であり、「感謝する」ということはありえない。

「喜捨」とは、イスラム教徒が信仰の証としてやるべき、六行の一つで、

 義務的なものである。仏教でいうところの「布施」である。

 だから、喜捨をする側は「当然の行為」であり、受ける側に

 「感謝する」ことはありえないのである。


 では、はたして、北朝鮮にとっては、

 「援助」とか「支援」ってなんだったんだろう?



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