チリ奇跡の救出、33人全員が生還
最後はリーダー役のウルスアさん
本当に、奇跡は起こった。
70日に及ぶ、地底での地獄のような生活。
生活というよりは、「生存していた」と言ったほうがいいかもしれない。
そこには、2つの奇跡があって、
そして、最終章は、33人全員が無事生還というさらなる奇跡を生んだ。
最初の奇跡は、
最後に帰還した、リーダー格のウルスアさんの
冷静なリーダーシップにあった。
その落盤事故当時は、3日分の食料しかなかったのだが、
ウルスアさんは、救出には長期間がかかると判断し、
20日食べつなぐ計画を立て、みんなもそれに従った。
そして、事故から17日目。
2つ目の奇跡につながった。
地上から、何度も地表に穴を掘り続け、
4回目だったか、幸運にも、
彼らの避難シェルターに届いたのだ。
それからでも、60日近く、
彼らは、冷静に、ひたすら、救出を待った。
チリ政府の積極的な対応も功を奏した。
外国の支援も、大きかった。
まさに、地球の全人類が、一つになって成し遂げた、
21世紀の偉業である。
少しでも多くの方に読んでいただきたいので、
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世界が、チリに目を向けているさなか、
そして、ノーベル平和賞が、中国の劉氏に贈られた。
そのさなかの、まさかのアメリカの臨界前核実験。
核のない世界を!
とアピールしたオバマのノーベル平和賞は何だったのか。