終戦か敗戦か | 微塵のごとく

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靖国問題 (ちくま新書)/高橋 哲哉
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人間が人間に牙を向ける


最悪のものが 戦争である



昨日は、65回目の終戦記念日でした。


いつも、終戦の日に問題になるのが、


政府要人の靖国参拝の問題です。


今年は、菅首相も全官僚も、参拝をしませんでした。


すると、自民党からは、


首相の意思で官僚までが参拝をやめたとしたら、それは、

信教の自由に反するとかなんとか、クレームをつける

元首相。


靖国参拝を、信仰の問題にすり替えています。


一国の総理が、靖国に参拝するという行為は、

この前述べたように、

首相談話にも匹敵することです。


総理・首相の歴史認識、それは、官人としての意思とみなされ、

それが「国是」だと世界からは評価されます。


日本のために犠牲になられた戦没者を追悼する行為は、

いろいろな形でできます。


終戦の日の、この日にしなければならない理由はありません。

これは、靖国神社の関係者が言っておられたことです。



そして、8月15日は、本当に終戦なのか?ということです。


世界の世論は、日本は東アジアに侵略戦争をしかけ、

それを貫徹するために、フィリピンを半ば植民地化していた

アメリカに宣戦布告し、太平洋戦争は起こりました。


そして、負けたのです。


8月15日は、敗戦した日なのです。


まさか、負けることを予想だにしなかった国民が、

だから、泣いたのです。


終戦? 


まだ、戦争は終わっていません。


戦争を知らない世代に、どれだけの人が、戦争の功罪を

伝えましたか。その努力をしましたか。


まだ、終わっていません!


私にとって、8月15日は、敗戦記念日です。



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