春のセンバツ高校野球。
冬の間に鍛錬を重ねた選手たちが、甲子園の黒土の上に集う。
昨日(24日)の新聞を見た。
スポーツ欄に、
「甲子園最多の59勝」という見出し。
智弁和歌山高校の高嶋監督である。
高嶋監督には覚えきれないほどの勝利となった。
「ウサギと亀じゃないが、ゆっくりゆっくりやってきた
結果がこうなった。甲子園に出て勝ってくれた
選手や先輩に感謝したい」
甲子園は、
「教えることは教わること」を実践できる教室なのである。
一方、社会面には、
「開星高監督が謝罪」という見出し。
野々村監督は、試合後の会見で、
「21世紀枠に負けて末代までの恥」と発言したが、
不適切な発言だったとして、高野連に謝罪したのである。
そして、その後の記者会見だが、
その模様を私は見て、がく然とした。
まずは、服装。派手なネクタイにカラーシヤツ。
そして、足は両足を大きく広げて、私の思いでは、
謝罪会見には程遠いものだった。
開星高校は確かに中国大会の王者である。
自分たちは横綱で、21世紀枠の向陽高校は平幕
ぐらいの感覚なのだろうか。
地方大会の王者であろうと、
その土俵にいるのは、同じ高校生。
やはり、甲子園の黒土は教室なのだ。
私は、かつての、星稜時代の松井秀喜のことを思い出す。
高知明徳義塾の監督が、選手に指示して、
4打席すべて敬遠の四球を与え、
松井秀喜に一回もバットを振らせなかったことがあった。
皆さんも覚えていらっしゃるだろう。
あのときのピッチャーだった子は、どんな思いだっただろうか。
彼は、相手に打たせないための練習をしてきたのだろうか。
たぶんそのときの選手宣誓には、この言葉があったはずだ。
正々堂々と闘うことを誓います・・・・・
甲子園という教室の主役は、やはり球児たちである。
そのことは忘れてはならない。
私は、甲子園のあの黒土が大好きです。
開星高校では、先日学内でも、教師の不祥事があったらしいです。
少しでも多くの方に読んでいただきたいので、
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