今から40年前の3月14日は、
大阪万博が始まった日なんですね。
私は、大学3回生でした。
大学紛争の嵐で、人間関係がズタズタに切り裂かれ、
自分も疲弊し、脱力感に襲われたころでした。
夜行急行の「音戸」に乗って、一路京都へ向かいました。
そして、某大学の先生のご自宅に伺いました。
その足で、万博会場へ。
そこで、何を見たのか、どのパビリオンへ
入ったのか、今は全く覚えていません。
それは、8月の末でした。
帰りも、同じ「音戸」号。
呉線回りなので、糸崎駅で、電気機関車から
蒸気機関車へ、切り替えるのです。
トンネルを出るたびに、私の顔はすすけていきました。
その列車には、修学旅行中の生徒さんが乗っていました。
「山陽本線って、まだ、蒸気機関車が走ってるなんて、
全然知らなかった。
すんげえ、田舎だよな」
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