小5息子
アメリカで四谷大塚の進学くらぶ(家庭学習)に取り組んでいます。
そろそろ志望校を現実視点で見るタイミングです。
そのあとには中学受験に向いていなそうな娘も控えています。
そもそも学校で何が変わるのか
年末年始に別の視点から見てみました。
まずは基礎的なとことからということで遺伝と環境の影響です。
前回のまとめ
中学受験で学力は身に着くが、
その差が大学受験でも維持できるかは本人のDNA次第
本人の意識が芽生えないと伸びは弱い。
では、DNA(才能、学力)はどのように決まるのか?
親から子への遺伝はどの程度なのか?
親として気になる。
1.結局は高学歴の子は頭が良い?親ガチャ?
2.算数が苦手なのは文系脳の私のせい?
3.旦那の母校には受からないと、義母に何を言われるか分からない…
実際、親から子への学力の遺伝はどの程度なのでしょうか。
勉強ができない子の親が悪いわけではない科学的理由とその対策 | 成績が上がらない小中高生 誰も教えてくれない真の原因 (seiseki-t.com)
によると、
↓は間違った認識です。
親ができると子ができるというほど簡単ではないようです。
実際はどういう感じかというと
↓のようです。
上下2つくらい幅広く分散するようです。
つまり、親の才能よりも下になる確率は30%くらいありそうです。
上になる確率も30%、同等が40%くらい?
では、学力が高い親同士なら、もっと上に行くのが30%と思いきや、そうでもないらしい。
高×高の親同士は平均回帰で普通や悪いが増えるらしい。
なかなか上手くいかないものです。
ましてや、中学受験や大学受験で偏差値5くらいの範囲で平気でばらつくと思います。
残念ながら、わたくしの同級生にもお子さんが母校に受からなかった人たちが何人もいます。
(とはいえ、イケメン・美女の東大生比率が増えてそうなのは、いいとこ取りで遺伝する人も一定の確率でいるのだと思う。)
で、どれくらいばらつくかを分かりやすく説明してくれたのがこちら
点々が実際のばらつきです。
横軸が「親の頭の良さ×経済力」にはなっていますが、
左上のグラフを見ると分かるように、バラバラです。
平均すると傾向ははっきりしています。私たちがよく見るグラフの裏に平均からズレている人たちが存在しているようです。
つまり、顔や背格好ほど、
学力は親に似ないようです。
ということで
親の学力が高いと子供高く生まれる確率は高いようですが、低い確率も一定数ある。
逆もまた然り。
確率論から1回のサイコロを振るものだと思うと
運
と思った方がいいようです。
極端な見出しを付けると↓のような感じ。
胎児の時点でその運は決まっているのかも。
もちろん、親の得意を受け継いでなくても、親の不得意も受け継いでいない可能性もあります。
ということで、子供は親に似ている部分も多いので、同一視したくなるけど
子供は自分と違う。
親の学力ではなく本人の才能を見つめる。
どんな才能が眠っているのかを
親子で楽しく紐解いていくのが良いのかもしれません。
でも、やっぱり似ているんですけどね。