以前、コスパで考える学歴攻略法を読んで
中学受験は1000万円で大学偏差値を1〜3上げる効果が平均値として期待できるとのことでした。
さて、その効果はどれくらいか?
サピックスの平均と言われるMARCHで
比較してみようと思います。
① MARCH vs 日東駒専
② MARCH vs 早慶
③ MARCH vs 国立大
あくまで、公開データからの荒い分析です。
学部の詳細も無視しています。
最後は、 MARCH vs 国立大
MARCH 文系500万円、理系650万円
国立大 250万円
とのこと。
学費からは国立大に行っても、200-400万円程度の差なので、1000万円まで行かず、コスパはそれほど良くないとなります。
高校受験の方がコスパ良し。
科目の少ない私立の方が偏差値が高くでがちです。
また、学部や大学を変えて、何回も受験できる私立は何回かに一回ハマれば合格できます。それに比べ、1回もしくは2回しか受けられない国立の方は実力発揮確率を上げるために、しっかりとした勉強時間が必要です。
例
私立は英国社でそれぞれ65必要。5-7回に1回ハマれば良い。
国立は英国社2でそれぞれ65 プラス算数もセンターレベル必要。失敗は1回まで。
受験難易度からすると、
MARCHより難易度の高い国立は
筑波、横浜国、千葉、九州、北海道、東北
MARCHより難易度が同じ国立は以下の通り。
- 埼玉大学
- 信州大学
- 静岡大学
- 滋賀大学
- 新潟大学
- 金沢大学
- 岡山大学
- 千葉大学
- 広島大学
地方での就職は良いですが、東京での就職は早慶、MARCHの方が良いとのことです。
また、家から通えない場合は、下宿代も必要です。
そもそも中学受験して、私立中高に行かせる親は1000万円以上の追加支出を覚悟している人なので国立のちょっと安い授業料にこだわるのは野暮なのかもしれませんね。
しかし、中高一貫国公立から国立大であれば、
中学受験の400万円程度の追加費用のみになります。
筑波、横浜国、千葉に家から通えるのであれば、生涯年収UPも加味すればコスパとしては良いと推測できます。
中学受験 1000万円の価値とは?①MARCH vs 日東駒専
中学受験 1000万円の価値とは?③ MARCH vs 国立大