暗い話が嫌な方は飛ばしてください。
橘玲さんの『無理ゲー社会』から中学受験、教育を中心に
今後の自分と家族のサバイバルを考えています。
引用と考察が、混じっています。すみません。
⑤では能力は遺伝要因が半分以上と書きました。
しかし、知能の30%、努力の50%は遺伝以外の要因です。
それは何でしょうか?
親の教育が大事
ではない!
ようです。
教師が大事!
でもないようです
(行動遺伝学の統計学的には。)
大事なのは
友達の世界
だそうです。
友達の世界はなかなか変えられません。
友達を選べと言われても
一度、その輪に入ってしまうと
会社やママ友が変えられないように
いつの間にかできています。
そして、何かが変わらないと
その世界、コミュニティに影響され続けます。
最近の若者はSNSの影響で
中学時代の友達が継続される場合が多いようです。
「高校入っても結局これになる」遊ぶ友達を比べた図解が話題 - ライブドアニュース (livedoor.com)
(SNSは世界よりも地元とのつながりを強固にしているようです。)
つまり、
中学受験は
生涯の良い友達を
見つけるため
にしていると言っても過言ではないのではないでしょうか?
ということは、
志望校選びで大事なことは
「偏差値」よりも
「良い友達ができるか」。
ということになると思います。
「良い友達と刺激し合えるか?」
「刺激し合えるかコミュニティに巡り会えるか?」
の方が適切かも。
あまり「友達」選びについて考えたことがないのでわかりませんが、おそらく
志望校選びで
注意することは
見学の際に
「子供と同じ目をした子が楽しそうにしているか?」
ではないかと思います。
特に、自分の子が変わっていると思う親御さんは。
決して、「自分の子がこうなってほしい子が多い」学校ではありません。
(朱に交われば赤くなるかもしれませんが、
ドボンするリスクと比較しましょう。)
アクの強い異才な大学の友人は
○○中(県内TOP私立校)に入って良かったことは
「言葉が通じること。
すごい楽しかった。」
と言っていました。
(ちなみに彼は大学では
公立高校卒の人たちに変人、コミュ障扱いされていました。
理解者の多くは、私立中高一貫男子高卒の人たちでした。)
父親そっくりの男子の場合は
「お父さんの出身校」や
「お父さんの友達の出身校」
から志望校を探るのもありかもしれません。
(本人が楽しい思い出が多い場合)
もしかしたら、塾選びも
「子供と同じ目をした子が楽しそうにしているか?」
が大事かもしれません。
つづく