私にとって大切な季節の行事です(笑)
久々に感想をまとめてみました。
ブリ・カマさん
カルネの特色は、様々なジャンル、時に異色な、時に正反対なパフォーマンスが混在し、それぞれのファンが集う場所であると云うこと。
オキニの為なら何処までも熟練のストリップファンのおじさん、ビジュアル系イケメンバントを追っ掛けるタテノリお嬢さん、密かに可愛いさにお色気を加えんとバーレスクに目覚めた大人女子、バーボン片手にブルースに酔いしれんとするチョイ悪オヤジ、激しいリズムと爆音と酒があれば如何でもいい酔っ払い…。
こんな有象無象たちが混在するのがカルネです(でも怖くはありません・笑)。
そんな訳で、一番最初のレッジーナのステージは主催者挨拶・開会式と云うことで、静かにしていた有象無象たちが、騒めき出す前にひとつにまとめる必要があります。
そこで、毎回その困難な使命に立ち向かうのがブリカマさんなのです。
今回は、ピンQさんとファイさん。
いつもの心に響くド演歌と激しくノリノリのダンス、笑いのうちにグイグイ引き込まれる見事なパフォーマンスで、有象無象たちは調教(洗脳)されてしまうのです。
今回も無事にミッションコンプリートされました(笑)
ファイさん元気なお子さんを産んで下さいね。
コッペリア・サーカスさん
前回のカルネでは、密かに心の金メダルを差し上げたコッペリアさんです。
今回も大きな期待を持ってステージを見つめました。
暗い中で流れてきた音楽は「ボレロ」‼︎
低く、静かに、ゆっくりと、だんだん近づいて来る、あのリズム。
舞台の上にコッペリアさんの影、良く見ると後ろ姿。
最初は踵を、やがて脚や腕を大きく上下させてリズムを取りながら、服を脱いで行きます、しばらく後ろ姿、というかシルエットだけのダンスが続きました。魅惑的な音楽とともに妄想が、いや幻想が広がります…
此れ迄の可愛いくてちょっとセクシー、あるいは小悪魔なんてイメージではありません。
妖艶で、観る者を誘惑するステージでした。
若林美保さん
観る度に新たな、何かを見せてくれる美保さんです。
今回は津軽三味線とのコラボレーション。
が、ステージに流れる音は二胡の様⁇
現れた美保さんはチャイナ服、そして、美保さんが歌い出しました…はて?初めて歌声を聴いたのはいつかな?などと考えている内に歌は終わり、踊りが始まりました。二胡の様に聞こえた音は、津軽三味線本来の太い低音に変わってました。
地上でのダンスから、自吊りによるパフォーマンスとなりました。
一連の動きを見ながら、初めて自吊りを見た時の驚き、そして、変化し進化して来た様を思い出していました。
果たして、今回もまた何かが違ってみえました。
いつもは、釣り揚げられている、あるいは吊り下げられているイメージでしたが、今回は、特に後半は、水底へ潜って行く、または深みへ降りて行く…そんな情景が目に浮かびました。
美保さんの進化は止まりません。