映画館で3度目の鑑賞「下妻物語」以来です。
過激なシーンもありますが、とにかく面白い。スカッとするアクション、特にヒットガールが最高。前作には無かったバイクで疾走するところは最高にクール。
良い映画は何回観ても楽しいですね。ストーリーがわかっていても、一つのシーンやワンカットでさえ、観る度に発見があったり、より深く感情移入したり、楽しさ面白さが大きくなります。
何度も観た映画として図らずも「下妻物語」を挙げましたが、ヒットガールに下妻物語との共通点を感じます(笑)
まず、ヒットガールとの命名ですが「下妻物語」の海外版の題名「カミカゼガール」から来てるのでは?
10年前に「カミカゼガール」を観た原作者がイチ子やモモ子に重ねたのではないかな…と。
実は、今回「2」を観ていて気が付いたのが、BGM。
ミンディが学園の意地悪クィーン達を完膚なきまでに懲らしめる場面に流れるのがウィンナーワルツ。
クィーン達が汚物を撒き散らす、恥ずかしくもおぞましい映像をわざわざスローモーションにして、聴かせるのは『美しき青きドナウ』。
そう、「下妻」でモモ子がレディース達に殴り込む場面です。
ヒラヒラのロリータファッションを汚しながら、レディース達を叩きのめして行く様をスローモーションと『美しく青きドナウ』で描き印象的でした。
監督は絶対「下妻」観てますね、絶対(笑)
【もっとも、スローモーションとウィンナーワルツの組み合わせ元祖は「2001年宇宙の旅」と思われます(爆)】