シリーズ4作目、前作から5年も過ぎ、トム・クルーズももうすぐ50歳。
スタントマン使わずに、全て本人が文字通り体当たりしてのアクションシーンは、ド迫力と言うより、スピードと緊張感が売りです。
小柄なトムらしいアクションですね。
私的にはトム・クルーズにはアクションスターとのイメージはありませんでしたが、シリーズが進むに連れ、彼のアクションシーンが彼独特の動きとして魅力的だなと思えるようになりました、
特に表情を変えぬまま全速力で疾走する姿は、沈着冷静でポーカーフェイスなイーサンそのものです。
(スタローンなら雄叫びを上げ、シュワルツェネッガーならニヤリと笑い、ジャッキー・チェンなら歯を食いしばるところでしょう(笑)。)
是非、クルーズ流アクションを極めて欲しいものです。
出演者で気になったのが、フランス人のレア・セイドゥ。
「報酬はダイヤモンド」と言う美人、いや可愛い殺し屋(笑)。
途中でいなくなってしまいますが、このフジ子みたいなキャラクターと共に、是非再登場させて欲しいです。
それにしても時代を感じます。
映画では毎回、その時一番活気ある都市が舞台となりますが、今回はドバイとムンバイが舞台でした。
ドバイとムンバイ、どこにあるか知らない人は、地図で探すのも面白いかもしれませんね。
ハラハラドキドキのスパイ映画ですが、ハイテクを使ってのアクション、謎解きのストーリー、イメージにぴったりの俳優たちと、安心して楽しめる作品でした。
☆☆☆☆