上野を後にして池袋へ
わかみほさんの出ている芝居を観に行きました。
最近の体調から、どうしようか迷っていたのですが、大丈夫そうな根拠のない自信から、急遽19時からの舞台を観ることにしました。
もしかして?と思いながら、前売り券の購入をメールにてお願いしましたところ、快い返事を頂くことが出来ました。
劇場までの道すがら、ジャンボ餃子の看板に魅かれ、夕食。
ゆっくりと食事して、南池袋のグリーンシアターへ。
以前来た時は、昼までしたが夜は初めてで少し迷ってしまいましたが、20分程前に着くことができました。
戦闘魔女サンダーミュウとその作者
美保さんは、1場面の登場でしたが、なかなかインパクトがありました。劇中劇で主人公たちが戦う敵のボス・キャラで、子供向けアニメにはエッと思える妖艶なミホーザザ様です。
終演後に美保さんにその旨話すと「ヤッターマンのドロンジョと同じ」と言われてましたが、
フカキョンより数段上、と思いました(笑)。
昨年の初演の時、「・・・とその作者」という題名に何かを感じ、観てみたいと思ったのですが、都合が合わず見逃してしまいました。
今回は区の演劇祭参加による再演と云うことで、図らずも観る機会を得ることが出来ました。
アニメの作者が、あまり深く考えずに生み出してしまった新キャラ。
周囲からは新キャラへの期待が高まるばかり、「一体このキャラは何者?」と悩む作者。
正義の味方のはずが、裏切り者の悪役にしてみたり・・・
作者自身の「想い」が投影されて生み出されたにも関わらず、自分の本当の「想い」が解らず悩む作者。
家族への愛、亡きものへの想いといったことを考えさせるお芝居でした。
「観るべき時に観るべき芝居に出会った」そんな想いを胸に、池袋を後にしました。